犬棒コーナー

寒いバレンタインに超熱い、取って置きのロマンを語ってみませう…それは、またもや昔々のお話から始まります…私がいたいけな学生だった頃…とある爺様先生がおられました。だいぶお歳でしたが矍鑠(かくしゃく)としたハンサムな方でした…それから沢山の月日が流れ、美少女(笑)は立派に腹の出た中年女子に…そんなある日、近所の溜まり場カフェに私よりかなり年上の人々が駆け込んで来ました。「爺様先生を見た!」と。私は知りませんでしたが、もう何年も前に爺様先生は「探さないで下さい」と書き置きし、家がもぬけの空…家族とお弟子さん達はもう諦めていた…改めて目撃談を踏まえて話し合ってみたのですが…(1)私が教えて貰った時、爺様だった(2)私の十歳上の先輩が中学生だった時も充分爺様だった(3)もっと年上の人々が学生の頃は中年だった(4)誕生日祝い…みんなの計算によると百歳(!)の直後にいなくなっている(5)先生の車椅子を幸せそうに押していたのは中年女子だった…ここまでみんなで考えた後、考える事を放棄。「ある意味、自分達の想像と時空を超えたスペクタクルロマンなので、これ以上追求しないでおこう」と決めたのでした。そして最近…「先生がお亡くなりになられた」と。みんなで(う゛わっ!まだご存命だったのかっ!)と言うのをさておいて、改めて「お幾つだったのかなあ?」と。偉い先生だったのでググってみました…2000年の最初の頃にNHKの「百歳バンザイ」にご出演であった事が判り、改めて全員で脱力。「…どおりで最初会った時から、ずうっと爺様だったはずだ!」私が最初にお目にかかった時、ゆうに八十歳越えていたんですから。百歳で駆け落ち…さらに、そこから十年以上ラブラブで楽しく暮らして大往生…それは、どんな幽玄な境地なのでしょうか?皆様…あなたの運命の人は今すでに爺様か、はたまた生まれていないのかも知れません。ちょっとした失恋は怖がらず、スペクタクルロマンスに向かってGOです☆【※これは…実在の人物で当事者に存命の方もいらっしゃるので若干脚色ありです♥】

エリザベス

大学卒業後、広告代理店・領事館OLを経てひょんなことから占いの道へ入った異色占い師