(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
9.11同時多発テロで父を亡くした少年オスカー。父の突然の死を受け入れられないオスカーは、ある日、父の部屋のクローゼットで、封筒の中に1本の《鍵》を見つける。この鍵は父が残したメッセージかも知れない―。オスカーはその鍵の謎を探しに、ニューヨークの街へと飛び出した―。最愛の父が遺した最後のメッセージを探す旅を描く、希望と感動のヒューマンドラマ。世界的ベストセラーとなっている9.11文学の金字塔、ジョナサン・サフラン・フォアの小説を、『リトル・ダンサー』『めぐり合う時間たち』のスティーブン・ダルドリー監督とトム・ハンクス×サンドラ・ブロックというアカデミー賞R受賞コンビで待望の映画化。脚本は『フォレスト・ガンプ』/一期一会』のエリック・ロス。オスカーを演じるのは本作がデビューの天才少年トーマス・ホーン。
(C) 2012「はやぶさ 遥かなる帰還」製作委員会
地球から遥か彼方にある小惑星「イトカワ」。その地表に到着して岩石サンプルを持ち帰るという、世界初のミッションに挑戦した小惑星探査機「はやぶさ」。その歴史的偉業は「絶対にあきらめない」という強い意志を貫き通した日本の科学者・技術者たちの魂の挑戦だった。
はやぶさのプロジェクトに関しては、通信が閉ざされたり、帰還が遅くなったりとか断片的な情報は、ずっと耳に入っていました。そして、はやぶさ帰還時はアメリカにいましたので、インターネットを通して知ることになりました。ここ数年、日本は技術立国として世界からの評価が下がりつつあるのかなと思っていた時に耳にしたニュースだったので、「こんな凄いことを日本はやりきれるんじゃないか!!」と感動しました。それから半年たった頃、プロデューサーから映画化というお話をうかがって、「これは今やるべき題材ではないか!」と即答でお受けしたのを覚えています。ですが、昨年震災が起きた時、私達も脚本の最終行程の中、この映画を世に出す事を一瞬ためらいました。でも"こんな時に何ができるんだろう?何が届けられるんだろう?"というところで、この映画の「プロジェクトが成功したという成果だけを現したドラマではない、困難に立ちふさがれながらも、それを乗り越えていった技術者たちの物語だ」ということを主軸に製作に邁進していきました。
実際に活躍された的川先生と川口先生とお話する機会があったのですが、的川先生曰く、川口先生のことを「諦めの悪い人だ」とおっしゃってたんですね。それは、物を作っていく人間たちの共通項だと思ったんです。僕らも映画を作っていったり、俳優という仕事をしている中でも、本当に諦めが悪いんですね。諦めが悪いというか、執念深いというか(笑)。もちろん映画を作るというゴールはあるんですが、何かを表現して作るという上でのゴールは設定しづらいです。どこまでも求めてしまうし、追究してしまいます。ですから僕は「諦めの悪さ」に対してシンパシーを感じましたし、そこには障害ですとか困難な問題は必ず待ち受けているんだと思います。それに対してどこまできちんと向き合っていけるかというのが、僕の中では大切にしていることのひとつですね。
あの…非常に僭越な言い方をしてしまいますと…ほとんど僕は意識してません(笑)。このプロジェクトで僕が感動したのは「カプセルを回収しました」だけでは終わってないところです。多く一般公開したり、広報活動でプロジェクトの意義や目的を継承しようとしている。それは宇宙開発の大切な要素だと思いますし、そうされているJAXAの方々に敬意を表したいです。さらに、僕らがその最後の広報活動のひとつとして、本当に大きなプロジェクトがこんなに素晴らしい人達の努力によって、成果を上げることができたんだということを映像で伝えたいです。「広報活動の絞めとしての映画」だと思って欲しいくらいですね。作品を見ていただけると、それを感じ取っていただけるのではないかと思っています。
<ワタナベケン>1959年10月21日、新潟県出身。映画やドラマ、CMなどで活躍中。海外での活躍も著しく『ラストサムライ』『インセプション』などでも演技を光らせる。また脚本家の小山薫堂氏と立ち上げた被災地支援メッセージサイト『kizuna311』より「前を向くカレンダー」の発売決定、予約受付中。
http://www.kizuna311.com/
(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
美しくて才能もあるのに、やることなすことが、とんでもない。とても30代の大人の女性とは思えないメイビス・ゲイリー(シャーリーズ・セロン)のハートは10代の頃のまま――。自称作家の彼女の仕事はゴーストライター。執筆中のヤングアダルト(少女向け)シリーズは人気が落ちて終了間近。バツイチで恋人ナシ、心の友はアルコール…。見栄っ張りの彼女には、"自分が思う現実"と"他人から見た現実"の間に落差があった。そんなメイビスが、妻子のいる元カレとヨリを戻すために帰郷し、大騒動を巻き起こす!果たして、真実から逃れられなくなったメイビスが、たどり着いた境地とは―?
勝手な行動や暴言の数々に、あなたは「信じられない!」と唖然とするかも。でも、"誰かが決めた人"より、傷ついても"自分が心地よい私"を貫くメイビスの言動にうなずくはず…。シャーリーズ・セロンの見事な演技にも注目!
(C)2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.
(C)2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.
「私はゲイだ。これからは本当の意味で人生を楽しみたいんだ」それは母に先立たれた後、癌を宣告された父・ハルからの突然の告白。一方、僕・オリヴァーは38歳にして未だ独身。友達は仕事と犬。しかし父が"最期"を迎えるまでの5年間の愛に溢れた幸せな日々は「自分の気持ちに素直に生きる」大切さを教えてくれた―。
(C)2012 のりつけ雅春・小学館/「アフロ田中」製作委員会
強烈な天然パーマの田中広(松田翔太)。24歳になった今も彼女は出来ず、日々をなんとなく過ごしていた。「なんか、思ってたのと違うな、人生。」そんな時、ダメ仲間の井上が結婚すると知り、みんな"彼女を連れて参加する"約束を思い出す!そんな田中の隣りの部屋に可愛い加藤亜矢(佐々木希)が現れて…!
(C)2012 のりつけ雅春・小学館/「アフロ田中」製作委員会
(C)2011スタイルジャム
現代を代表する振付家らを次々に虜にしてきた首藤。舞台でみせる芸術性の高さと、人間を超越した美しさは、観る者の心を震わせ涙させる。9歳でバレエに出逢い、バレエに人生の全てを捧げ、舞台上で自身の全てを差し出してきた。そんな彼が、胸に秘めてきた思いを初めて語る。"孤高"のバレエダンサーを追ったドキュメンタリーフィルム。
(C)2011「犬の首輪とコロッケと」製作委員会
大阪・生野。毎日コロッケとキムチしか出さないおとうちゃんの子供として生まれたセイキ。相棒のタツヤ、ガリ勉のトシ、いつも殴り合う悪友でライバルのヤマトらと、ケンカ・窃盗に明け暮れることがあたりまえで、そんな毎日に疑問など全くなかった。
ある時、友人からミチコという女性を紹介され、今まで周りにはない存在に好意を持つようになる。彼女のため「あの頃ダサいと思うてた大人に、俺はなるんや!」とタツヤの強引な誘いで『笑い』の舞台に立ち、<人を笑わせる>喜びを覚えたセイキは、いつしか本気で芸人を目指していく。しかし、ミチコはある秘密を隠していた…。自伝小説を映画化!自ら監督に名乗りを上げ、主演のセイキ役に今、大注目の鎌苅健太が熱演。笑いと感動の真実の物語。
長原:俺は何もできないと思ってんな!(一同笑)それに僕はもともと映画スターですよ。20年前主演で。『ブラックレイン』もちょっとだけ出てるんですから!
長原:楽しかったですよ。自分の一言でみんな動いてくれるし。でも撮影期間は9日間で(一同驚)スタッフも僕もほとんど寝てないですね。それでも楽しかったです。終わる時、寂しかったですもん。日数はあるにこしたことはないですが、死ぬ気でやればできるもんですね。でも変な前例を作ってしまったので、次は「3日でいけ!」とか言われるかも(笑)。
長原:オーディションなんですが、やっぱり関西弁はしゃべれんとね。顔とか(本人と)全然違うでしょ?男前やし。(周りの目を気にして)…ええやん!映画ぐらい(一同爆笑)。
鎌苅:自分にない経験や、分からなかったこともたくさんあったので、とにかく成樹さんの話を聞きました。現場でも細かく伝えてもらっていたので、自分の拾える限り拾おうと思いました。
長原:技術なんて後から付いてくるもんなんですよ。伝えたのは「絶対こて先でやったらあかん」ってことです。気持ちでいけば伝わるんですよ。僕も初めての監督やし、技術もない。だからぶつかっていかないとね。役者もそうやし、それが説得力ってことやしね。
長原:「あ、これはぐっさんやな」と思って、すぐ直接電話しました。「この役はお前か、もしくはロバート・デ・ニーロやで!でもデ・ニーロは断られたから頼むわ!!」って(一同笑)。原作も読んでくれていたので、すぐOKくれました。ありがたかったです。
鎌苅:あんな激しいケンカもしたことなかったし、頭突きとか全然演技できなかったんですが、リアルにいけ!って、目の前で成樹さんが激しい手本を見せてくれた時は、その勢いにビックリしました。現場で教えてもらったことはたくさんありましたね。ご本人を目の前にプレッシャーもありましたが、もっとうまくやりたいと思う歯がゆい気持ちもありました。でも成樹さんが僕のことを捨てんと最後までずっと指導してくれたのはありがたかったです。
鎌苅:本当です。芸術ですね。あんな細いコテあるんですね。"職人"って感じです。
長原:メンバー全員でやったんで、布施の床屋さんはパンチバブルがやってきました(一同爆笑)。世界で一番美しいわ。床屋のおっさん久々やって喜んどったもん。
長原:ストレートな愛の映画だと思うので、親とか仲間との、こんな形の愛もあるんだなと知ってもらいたいですね。これを見て「成樹もあんなんなら、自分はもっといけるわ!」と前を向いてもらえたら嬉しいかな。
鎌苅:本当に愛がテーマの映画です。自分の周りの人達のことを自分がちゃんと思っていれば、周りからも思ってもらえ、一番辛い時に前を向かせてくれる。真っすぐなところがいい作品なので、見て温かくなってください。
<ナガハラセイキ>1964年4月18日、在日コリアンとして大阪市生野区に生まれる。漫才コンビ・ヤンキースとしてデビュー。『探偵ナイトスクープ』等に出演、多方面で活躍中。
<カマカリケンタ>1984年2月17日、大阪府出身。05年にデビュー映画や舞台で人気を博し、バラエティ番組から結成したバンド『ココア男』のボーカル&リーダーでも活躍。今大注目の若手俳優。
(C) 2011『月光ノ仮面』製作委員会
戦後昭和22年。戦死したと伝えられた男(板尾創路)が帰郷、男の正体は、戦前人気・実力ともに認められた落語家"森乃家うさぎ"。だが男は一切の記憶を失っていた。かすかな記憶を辿るように、男はただ空ろな口調で落語"粗忽長屋"を呟くのだった…。そんな折、もう一人の男(浅野忠信)が戦地から帰ってきた…。
そうですね。観る人それぞれにいろんな考え方をしてもらっていいように作りました。
実は落語から膨らませた話ではないんです。最初に思いついたのは、クライマックスの部分で現実なのか妄想なのか、判別つき難いイメージがパッと頭に浮かんで、そこに持っていくためにはどう話を運んでいったら一番いいか?という順番で落語が出てきたんです。
寄席にも行ったことなかったですし、そんなに親しんでいたわけじゃないんです。何かひとつ古典落語がリンクしていたほうが面白いかなと思って、いろんな落語を見たり、聞いたりしましたが、"粗忽長屋"って落語はすごいぶっ飛んだ話で、ナンセンスな世界観がこの作品にあってるんかなと思ったんです。
スタッフも一緒なのであまり変わりないんですが、前回はペース配分がつかめなかったんですが、つかめる様になったり、今回は準備をしっかり出来たという感じですかね。
最初は原作も何もなく、0からいつも考えるので、とっかかりがないんですよ。"俺が主演する!"とかっていうのがないと。僕が主演するってことだけでも決まっていると、じゃあ自分がしたいことは…?とか、自分のキャラクターが一番活かせる設定は…?とかって感じになると考えやすいんですよね。誰にするか?なんて、その段階では決まらないですからね。「僕が主演する」ってことはその場で決まりますからね(笑)。
撮影が始まるまで半年しか期間がなかったので、僕の場合は脚本作りながら、キャスティングしながら、ロケハンしながら、美術などの打ち合わせしながら…と全て同時進行ですね。普通は台本あがってからなんでしょうけど。
撮影は1月の3週間だったんですが、スタジオを使う予算もないので全部ロケなんです。とりあえず寒かったですね。浅野さんと池に入るシーンがあったんですが、気温がマイナスだったので池の表面に氷が張っている状態で入りましたけど、本当に冷たかったですね。でも映像ではそれを感じさせてはいけないので、そんな感じには観えないですけど、実はとても寒かったんです。
普通に映画館に行って座って観てれば内容が分かる映画ではないので、受け身でボーっと観てると、多分訳が分からないと思います(笑)。しんどいかもしれないですがワンシーン、ワンカット気を引き締めて観ていただいたら、感じられると思います。ストーリーの説明がほぼないので、自分で感じる広い気持ちで観ていただかないと退屈な時間になってしまうので気を付けてくださいね。
<イタオイツジ>1963年生まれ。86年にお笑いコンビ"130R"を結成。芸人としてバラエティ番組などに出演する一方、映画やドラマ、舞台などでも活躍、映画監督デビュー作『板尾創路の脱獄王』(09)でも各方面から高い評価を受けた。
(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
記事投稿日:2011/12/19
監督/製作/音楽:クリント・イーストウッド
出演:レオナルド・ディカプリオ/ナオミ・ワッツ
アーミー・ハマー/ジョシュ・ルーカス
ジュディ・デンチ ほか
あなたは知っていただろうか。20世紀の半分を占める約50年ものあいだ、アメリカで大統領さえ及ばない強大な権力を手にして国さえも動かしていたという男を。その名は、ジョン・エドガー・フーバー。FBI初代長官。20代にしてFBI前身組織の長となり、以後、文字どおり、死ぬまで長官であり続けた男だ。今日では当たり前とされる科学捜査の基礎を確立し、犯罪者の指紋管理システムを作ったのも彼。明らかな英雄でありながら、しかし、彼にはつねに黒い疑惑がつきまとう。国を守るという大義名分のもと、要人たちの秘密を調べ上げ、彼が行なった"正義"とはいったい何だったのか?
単なる伝記映画には興味がないと言うイーストウッド、そしてこの役を最初から最後まで一人で演じたいと熱望したディカプリオ。2人の野心が全編通して伝わってきます。また、最近のイーストウッド作品に溢れる「艶やかさ」必見です。(ワーナー・ブラザース 高島さん)
(C)2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
アメリカ西部のUFOスポット巡りを満喫中のグレアムとクライヴは、いきなり"ポール"と名乗る宇宙人と遭遇!ふたりは彼を故郷の星へ返すことを約束。謎の組織の猛追をかわして目的地へ急ぐオタク旅行は"愛"と"友情"を賭けた世紀の大冒険に変わっていくのだった!イカした宇宙人とイカれた地球人が繰り広げる、笑って泣ける感動のSFコメディ!!
(C)2009 First Sun & Mikado Film. All Rights Reserved.
富豪のマダム・エンマ(ティルダ・スウィントン)は何不自由のない生活を送っていたが、本来の自分を押し込めて家族のために生きてきた。しかし息子の友人と偶然の再会から劇的な恋に落ちてしまう―。自らの欲望に向き合った時、下す決断とは?ジル・サンダーの衣裳も必見の世界が絶賛した映像と音楽の響宴。
(C)小川彌生/講談社 (C)Production LUDENS/KJ-net
高学歴、高収入、美貌のキャリアウーマン、チ・ウニ。挫折知らずだった彼女が、恋人にふられ、職場では左遷・・・。失意のどん底にいるある日、青い箱の中から現れた"宿なし、金なしのダンサー"カン・イノと出会う。なんと彼は、「友達」でも「恋人」でもなく、従順な「ペット」として一緒に暮らすことを提案!?スーパー格差カップルが織りなすプラチナ・ピュア・ラブストーリー☆
(C)吉本興業/フジテレビ
12月23日。黒沢、鬼奴、光浦、大久保の女芸人4人はいつも行きつけのバーで、クリスマスの存在を恨み、憂さ晴らしをしていた。一人で帰るのがさみしい黒沢は大久保と二人、居酒屋へ向かう。そこでカップルに絡まれそうになったところを韓国人二人に助けてもらう。優しいパクさん(コン・テユ)に奥手な黒沢は連絡交換すらできなかった。
そして24日は孤独な韓国ロケ。クリスマス・イヴなんてない…と思っていたところにパクさんとの偶然の再会!!これは運命!?おとぎ話みたいに恋に憧れ続けてきた黒沢と女芸人たちの恋の行方は?そして、最後に待っている衝撃の結末とは??
黒沢:そうですね、恥ずかしいです(笑)周りのみんなに恋愛している姿を見せていないので、地元の友達は「逆にこっちが恥ずかしい!」って言ってます。今回気づいたことがありまして、コン・テユさんとの会話では普段使ってない高い声を無意識に使っていたみたいです。「こいつ男性に意識してるな」って自分で思いました(一同笑)。
監督:実際の黒沢さんはこの作品の黒沢さんより何倍も奥手で、人の目を見て、ましてや男性なんかと話なんてできない方なんです。
黒沢:そうなんです(一同笑)。
監督:そんな一般の方とずれ過ぎた黒沢さんを多少でも一般の女性に近づけないと、みなさん見てくれないんじゃないかなと思ったので、奥手のように見えて実は積極的な黒沢さんを描いてます。
黒沢:あんなにいけないです(一同笑)。
監督:"黒沢かずこさんを最高に可愛く撮る"ということが企画の最初のポイントでした。それがないと映画にならないし、物語にならないなと思ったんです。そこで一番実行してハマった作戦が、マフラー巻いて帽子をかぶって見えている部分はココ(顔の中心部分を示して)だけにするという"マフラーぐるぐる巻き作戦"です(一同笑)
黒沢:さらに太っちゃって…。
監督:顔立ち美しいので、カワイイ作戦=K作戦と名付けました(一同爆笑)やはり女性目線で書いている本なんですけど、とは言え撮っている僕らが彼女に恋をしないと。バラエティでお仕事する時も思うんですが、とても可愛らしくてキュートな方だったので、その感じをそのままフィルムに出せたら、きっとこのラブコメはいいものになるんじゃないかなというのが始まりだったんです。
監督:『クロサワ映画』は女芸人の実態を浮き彫りにしたかったんです。こんな過酷な職業を選択した女性がいるんだよと。それに比べて今回は女性全体の悩みや思いで、ぶち当たる恋か仕事かということとかを、女性芸人さんを通じて描けたらなと思いました。
黒沢:プライベートで異性に近づくことがないので『クロサワ映画』で近づき方を勉強して、今回で積極性を学んだので、ちょっと男慣れしたかなと思ってます(一同苦笑)。監督や周りの人が嫁に出られるよう準備してくれているって感じです。
黒沢:そうですね…プライベートでされたら…どう喜んだらいいの分かんないです!経験がないもので!いろんなドッキリを仕事でしているんで、実際あんまり驚かないかも…というか「どこかでカメラまわっちゃってんじゃないの!」と素直に喜べないかも…。
監督:悲しい商売ですね…。
監督:前作が終わった頃、僕はTVでコント作りをしていたんですが、コントって1作目より2作目の方が作りやすいと思っているんです。キャラクターが定まるので。同じように劇中の「黒沢かずこ」という人間像が凄く明確に固まったように感じたので、前作終わってすぐ「次やれます」と言ってました。そしたら順調に話が進んで今回の話になりました。
黒沢:いや~驚きましたよ。よく「同じメンバーでまたやりましょう」とか言うんですが、一切そんなことはなく、実際やると聞いた時「うわ!あの人たち本気なんだ!信じていい大人たちもいるんだ」と思いました(監督爆笑)。
監督:でも助かりましたよ。前作が終わってもみんなで飲みにいったりして、そんな時に必ず、劇中ででてくるような言葉を飲んでる時にポロポロ言うんですよ。
黒沢:光浦さんとか…
監督:"家でラップ現象があると安心する"とか。こんなのオッサンには書けないですよ!
黒沢:光浦さんがフランス人と結婚したいって言ってるのも、寺島しのぶさんの憧れからなんですよ。彼女の理想の相手は親日家のフランス人で和食器を輸出している人って言ってました(一同爆笑)
監督:そんなことばっか言ってるんで、現実には何も起きないんですが、せめて映画の中で束の間の幸せを感じていただこうと…。
監督:入り口だけは現実から入りたいなと思ってそこから先はフィクションでと思っていました。2作目終わった時、3作目を作りたいので誰か1人くらい幸せになってくれって言ったんです。そうすれば次の展開が考えられるから…でも誰も幸せになんないんです。何ひとつ浮いた話もない(苦笑)
黒沢:そうですね。髪型さえも変わりませんでした(一同笑)よく考えたら前作から変わってないです。
黒沢:そうですね…本当に身内が欲しいです。何かあった時助けてくれるような人がいたらいいですね。最近考えるですが、私一人っ子で、兄弟いないから喪主は自分がやらないといけないって思って。そうなった時、「何も考えなくていいよ。任せて」って言ってくれる人がいいです。
監督:"理想の結婚"って言ったらウエディングドレスはこんなのでとか、こんな家に住んでとか言うじゃないですか…喪主とか…(苦笑)
黒沢:光浦さんが「結婚するなら仕事を辞めてと言う彼だったらどうする?」って話になって、光浦さんは辞めますと。でも今のご時世にお給料とか関係なく、辞めて良いよと言える男性はいるんでしょうか?と言われて、なるほど…と。と考えると女芸人って難しい位置にいるなと思ってしまいました。
監督:不憫でならないですよ。
監督:(即答で)大久保さんですね。女性芸人は「男が欲しい」と言いながらも行動しない方も多いんですが、大久保さんはハンターのように日々狙っているような気がするんですよ。エネルギーが伝わりますね。
黒沢:それは男性の意見ですね。女性側からすると、大久保さんはプライドが高いので、どこか素直になれない方なんですよね。でも相方の村上は今まで理想が高かったんですけど、本当に結婚したかったから理想を消して「彼氏欲しい」「結婚したい」という事を口に出すようにしたら結婚できたと言ってました(一同納得)。まぁ、私は言わないんですけど、みんな言ってますね。
監督:そうそう、言ってたら可能性ありますよ。黒沢さん以外の3人は(一同苦笑)
黒沢:でも!相方2人とも、いきなり結婚したんで、私もそのパターンだと思うんです(一同笑)何にも今までないので、過去の人と比べることもないので、すぐ結婚できると思います(一同なんとなく納得)
監督:出会えばね!…でも会わないんですね。撮影を切っ掛けに誰かと付き合えばいいのにと思っていたんですけどね。キスした相手もいるのに、ぜんぜんなんですよ!
監督:女芸人をたまたま選んでしまった普通の女の子の生き様を見て、泣いて笑っていただければと思います。なんでこんな商売選んでしまったんだろう?と。本当に女芸人って大変なんです。だから「私の仕事はこれで良かった」とかみしめてほしいですね(笑)。
(C)日活
記事投稿日:2011/11/19
監督:川島雄三『洲崎パラダイス赤信号』
出演:フランキー堺『写楽』/南田洋子『十代の性典』
左幸子『にっぽん昆虫記』/石原裕次郎『太陽の季節』
芦川いづみ『洲崎パラダイス赤信号』 ほか
時は幕末、文久2年。東海道品川宿に北の吉原と並び称される色町があった。相模屋という遊郭へわらじを脱いだ左平次(フランキー堺)は、勘定を気にする仲間三人を尻目に、呑めや歌えやの大騒ぎ。実はこの男、懐に一銭も持ち合わせていないのだ…。居残りと称して、相模屋にいついてしまった左平次は巻き起こる騒動を片っ端から片付けていくという大活躍!自らの身に起こった困難をものともせず、攘夷派の高杉晋作(石原裕次郎)らとも交友を紡ぎ、乱世を軽やかに渡り歩くのだった。天才・川島雄三とオールスター・キャストが織り成す、半世紀を経ても色褪せない傑作が、最新技術で銀幕に甦る!
日本映画の傑作中の傑作を、公開当時のクオリティを再現して再びスクリーンに。人気俳優たちはもちろん、南田洋子、左幸子ら女優陣の美しさとその艶やかな着物姿は今見てもお手本になるはず。古典落語と映画のMIXとしても楽しめる作品です。(ソフトシューズ 氏本さん)
(C)日活
3名様/締切:12月15日(木)
45歳という若さでこの世を去った川島雄三監督。人間の性をシニカルにかつ客観的に描き、全51作品を世に送り出した。その中で2009年キネマ旬報オールタイム・ベスト映画遺産200 日本映画篇において第4位に輝き、川島雄三代表との呼び声も高い作品。日活創立100周年を記念してデジタル修復版としてスクリーンに返り咲く!
(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
海賊レッド・ラッカムに襲撃されて、海上から消えた伝説の軍艦、歴史を変える財宝を載せていると噂されている"ユニコーン号"の模型を手に入れた日から、記者タンタンは謎の男に追われる。そのことが切っ掛けで出会った船長ハドックと、相棒のスノーウィと共にユニコーン号の謎解きに挑む!
(C)Jock Carroll
記事投稿日:2011/11/19
監督:ミシェル・オゼ、ピーター・レイモント
出演:グレン・グールド/ジョン・ロバーツ/ウラディーミル・アシュケナージ ほか
真夏でも手袋とマフラーを手放さないというエキセントリックなイメージと特異な演奏法で"クラシック界の異端児"と言われ、かつアイドル視されたカナダのピアニスト、グレン・グールド。今迄知られる事がなかった彼の心の内を彼を愛した女性たちが語り、グールドの本質に迫るドキュメンタリー。
(C)2011 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
まじめを絵に描いたような40代のキャル・ウィーバー(スティーブ・カレル)は理想的な人生を送っていた。安定した職に就き、マホームを手に入れ、高校時代の恋人だった妻との間にはかわいい子供たちがいる。しかし、妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)が男をつくり、離婚を考えていると知ったときから、人生はもろくも崩れ去る。おまけに昨今の"独身市場"では、キャルのようにウン十年もデートから遠ざかっている中年男はヤボなバツイチとして相手にもされない。ある夜、知り合ったジェイコブ・パーマー(ライアン・ゴズリング)によりキャルの改造計画が始まった…!
(C)2011 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
3名様/締切:12月15日(木)
理想的な人生を送っていたイケてない中年男・キャル(スティーブ・カレル)に突然妻が離婚を切り出した―!自分改造計画で劇的にイケてるダンナに変身できたが…。心に響くハ-トウォーミング・ラブコメディ!OSシネマズミント神戸にて公開!
(公式HP http://www.loveagain-movie.jp)
(C) 2011 『アントキノイノチ』製作委員会
高校時代のある事件がきっかけで、心を閉ざしてしまった杏平(岡田将生)は父の紹介で遺品整理業の現場で働き始め、ゆき(榮倉奈々)と出会う。命が失われた場所で共に過ごす中、次第に心を通わせるが、ある日ゆきは衝撃的な過去を告げると、杏平の前から姿を消してしまう―。希望をつなぐ感動のイノチの物語。
岡田:そうですね…僕は、毎日仕事をしていて、いきなり「明日休みです」と言われた翌日の朝、納豆を食べている時です。(一同笑)ネギとか千切りにして「やっと食えたぁ。」と言いながら食べるのが、生きてるって感じです。
榮倉:たしかに家事とかしていると、充実してる、生きてるなと思いますね。
監督:凄い二日酔いで起きた時です。(一同笑)夕方4時ぐらいに調子が良くなってくると「人間の身体って凄い!生きてるんだな」って。
榮倉:それも分かる。(一同笑)
岡田:いろんな作品に出られていて、一度共演してみたかった方のひとりです。撮影中も気さくで優しくしていただきました。
榮倉:雑誌で見た時はかなり年上なのかなと思ってましたし、静かな方だと思っていました。でも、こんな感じですから(笑)。好きなものは好きって言いえる、真っすぐな人だなぁと感じました。なので撮影も一緒に頑張りたいなと思えましたね。
岡田:動画は見なかったですね。動画を見ても、もう自分の頭の中に入ってしまっているので意識はしてなかったですね。自分の気持ちで言えればいいかなって。
監督:でも岡田君、アントニオ猪木に若干似てたんじゃない?
岡田:…ハイ。(一同笑)
榮倉:似てないでしょ!ダメでしょそんなこと言ったら大きな見出しになっちゃうでしょ!(一同笑)
岡田:本当だよ!でも大きくなるならちょっと嬉しいね(笑)。
榮倉:私ももちろん動画は見てません。
岡田:よかったぁ。(一同笑)僕だけ見てなかったらどうしようと思いましたよ。
岡田:冒頭からその「元気ですか!」のシーンまで杏平は笑ってないんです。なので「やっと笑えた」と、とても救われた気持ちになりました。その言葉に気持ちをのっけられることが気持ち良くて、その撮影が終わった後は楽になりました。シーン的にも杏平の笑顔がクローズアップされていたのが印象的に残っていますね。本当に良いシーンになったなと思いました。
榮倉:私は特に最後の杏平が子供に話すシーンが"繋がってる"って感じで感動しました。
監督:「元気ですか!」のシーンはとてもステキなものになったんですが、実はその日とても風がキツくて、芝居はOKなんですが、風のせいで髪が激しく乱れてしまったことで何度もNGを出してしまったんです。するとスタッフが冷たい目でこっちを見るんです。(一同笑)「もういいだろう!芝居はこんなにいいのに細かいことにこだわりやがって」と言われてるようで…。(一同笑)
榮倉:自然には勝てないですよね。
岡田:僕は知らない亡くなった方の家に入ること自体、最初は抵抗がありました。でもそこで生活していたリアルな様子が感じ取ることが出来ました。その時の感覚を無くさないように撮影に取り組みました。
榮倉:私達が体験した現場は入院されて亡くなられた方で、始めは引越しのような感覚でしたが、徐々に細かい物に触れていって、領収書とか、同窓会の出欠状とかあったりするのを見ると、そこで生活をしていた様子が分かって、とても複雑な気持ちになりました。生きるとか死ぬとか"悲しい"とかじゃなく、凄く現実的で目の前に突きつけられたような…。「生きてるから死ぬし、死ぬために生きている」とかスピリチャルな気持ちにもなれた現場に行けてよかったと思いました。
岡田:早く公開して欲しいと思っていました。たくさんの方に観ていただきたいです。
榮倉:「生きる」ことがテーマではあるのですが、それを通しての人との繋がりを感じていただけたらなと思っています。
監督:基本的には「未来への希望」を思って作った映画です。ぜひ応援してやってください!
<オカダマサキ>1989年東京都出身。07年映画『天然コケッコー』で鮮烈な印象を残す。主な出演作品は『重力ピエロ』(09)、『告白』(10)、『雷桜』(10)など。さらなる飛躍が期待される注目若手俳優。
<エイクラナナ>1988年鹿児島県出身。雑誌「セブンティーン」専属モデルとして絶大な人気を誇り、09年映画『余命1ヵ月の花嫁』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマや映画に大活躍の女優。
(C)2010 Earthbound Films, LLC
マーリー(ケイト・ハドソン)、30歳。広告代理店で働き、夜は仲間たちと楽しく過ごし、恋も思いのまま。そんなある日、彼女に訪れたのは"がん"の宣告。友達は徐々に離れていき、両親はただオドオドするばかり…。マーリーは自暴自棄になり、主治医のジュリアン(ガエル・ガルシア・ベルナル)に怒りをぶつける日々。だが、それを静かに受け止めてくれる彼の存在が、いつしか彼女の心を溶かし始めていた。
友人や両親、愛する人に心を開き、素直になる大切さを知っていくマーリー。しかしその喜びに気づいた時、彼女に残された時間はあとわずかだった…。この冬、笑顔と涙が溢れる感動の物語。
(C) 2011 オアシス計画
風景が、まるで生きもののようにまじわる街、東京。ビルの間を抜けてゆく雲、夜の道に連なる車のあかり、器用に交わし合う人の波。駆けてゆくようなテンポで移ろう風景は、街をおのずと高揚させます。そんな東京のどこかから、そして何かから逃げてきた女優・トウコ(小林聡美)。彼女がゆく先で出会うのは、やはりどこか別の風景を探してさすらう、迷いの人びとでした。高速を運転するナガノ(加瀬亮)、映画館で働くキクチ(原田知世)、動物園にバイト面接に来たヤスコ(黒木華)。
彼らとのそれぞれの時間が、トウコに忘れかけていた風景をよみがえらせ、ふたたび歩き出した彼女の中には、新しい日常が光りはじめます。それは東京の街を包む朝もやのような、やさしく確かな光のはじまりでした。
全然知らない自分の感覚を教わる面が多いチームです。このチームの撮影では自分にはない、ものの見方を教わっています。
言葉で言うと単純なんですが、「絶望している人」という印象を持ちました。前を向くことができなくなっている人。自分にとって、希望に溢れている役よりはやりやすかったです(笑)。このチームの撮影では、深く考えて演じるというよりも、今の自分をどう隠さず出すかということを大事にしています。
どこか最初に見た時点で好感を持ったと思います。でないと車に乗せないですよね(笑)。そのなかで話していくうちに似た様なものを感じ、たくさん話すわけではないんですが、何か少し"感じ"が分かったんじゃないでしょうか。ふたりの関係はマイナスとマイナスをかけてプラスになったような感じだと思います。
僕のパートで出会ったトウコと、映画の最後の方で見たトウコが全然違っていたので、ある意味トウコの「心の旅」を見ているような感じでした。
自分が住んでいる街なので俯瞰することはないのですが、いろんな場所から人が来たり出たりすることでおこる、風通しの良さが好きです。
たくさんあります。それは公園だったり、ちいさな焼き鳥屋さんだったり(笑)もちろん場所も大事ですが、それよりも、誰と一緒にいるかということが大切だと思います。
神戸は『アウトレイジ(北野武監督)』の撮影でしばらく滞在させていただきました。自分の地元である、横浜の様な雰囲気に近い街だと思います。
ちょっと立ち止まっている時って、少なからず人にはあると思います。そんな時にふらっと観に行っていただければ嬉しいです。
<カセリョウ>
1974年神奈川県出身。主な映画出演作に『硫黄島からの手紙』(06)、『めがね』(07)、『プール』(09)、『アウトレイジ』(10)など。『それでもボクはやってない』(07)では日本アカデミー賞優秀主演男優賞など多くの賞を受賞。ますます期待される実力派俳優。
(C)2011「君へ。」製作委員会
幼なじみの晃治と小夜子。二人が8歳の時、小夜子を病床の母に蛍を見せようと夜更けに山へと入っていった。みんなの心配をよそに、二人はたくさんの蛍を捕まえて山から戻ってくる。しかし、小夜子の母は亡くなってしまう。
それから6年。中学生になった二人は、互いに恋心を寄せるようになっていた。しかし、小夜子の母の命日と晃治の誕生日が近づいたある日、突然小夜子が消えた。警察や学校、町の人々の捜索にもかかわらず、小夜子の行方は知れなかった。それでもいつしか、何事もなかったかのように時は過ぎていく。
晃治は小夜子との思い出の地を離れ、大都会の喧噪と、勉学に勤しむことで、小夜子のことを忘れようとしていた。そんなある日、晃治は中学時代の同級生からの電話で、小夜子の父が死んだと聞かされる。葬儀に出席するため、晃治は中学を出て以来一度も戻らなかった故郷に帰って来た…。
今から2年前にこのお話があったんですが、丁度その頃「仮面ライダー」をやり始めたばかりでした。ライダーの役でさえ、探りつつある時だったことと、主演ということもあり、シリアスなこの作品に対するプレッシャーはありましたね。ですが、決まったからには自分の出せる精一杯で演じてみようと思いました。
過去をきひずってしまうのは辛いですね。苦しみを紛らわそうとしても小夜子が心にいるなんて、こんなにも愛する人のことを想えるのか、自分だったらどうなるんだろうと考えさせられます。役柄については晃治の寂しさを画面を通して伝わる様、監督と脚本家と一緒に話合いながら作っていきました。撮影は2年前の夏です。ライダーの合間に短期間での撮影でした。ライダーの2.5枚目的な役柄とは全く違うので、逆に切り替えは難しくなかったです。
人との別れ方はいろいろありますが、今年の震災もそうですけど、突然の別れで悲しい思いをされている方はたくさんいらしゃると思います。この映画はそんな方達にも励みになるお手伝いになればと思っています。
十三にある第七藝術劇場では初日舞台挨拶が行われました。急遽にもかかわらず、駆けつけたお客さんの拍手をうけて、桐山さんと企画・脚本の才士真司さんが登場。
「大阪は好きな街なので初日を迎えることができて嬉しいです」と桐山さん。
会場の桐山さんへの視線集中に少しヤケになる才士さんと、それをなだめる桐山さんという楽しいやり取りから本題に。
「この作品で桐山さんに出会って素晴らしいものになったと思っています。なかなか難しいテーマではあるのですが、桐山くんは初めから役に集中していてくれてくれました。正直とても忙しいスケジュールなのは分かっていたので、どこまでやってもらえるんだろうかと若干不安だったんですが、まぁ見てください。これはきます!」と自信たっぷりに語る才士さん。
「2年前に撮ったものなんですが、この時期に公開になったのも偶然ではなく必然と思っています。そういった意味でも、今日この作品から何かを感じ取っていただけたらと思います。」と桐山さん。
「桐山さんを見にいらっしゃった方が多いと思いますが、作品で決めて来たとしても十分感動できる素晴らしい作品になっていますので、何度でもご覧下さい」という劇場からの言葉で舞台挨拶は終了。主題歌の「君へ。」を歌う文菜さんのライブもあり、盛り上がったイベントになりました。
(C)2011「君へ。」製作委員会
© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会
記事投稿日:2011/10/19
監督・脚本:石井裕也『川の底からこんにちは』
出演:仲里依紗『ゼブラーマン~ゼブラシティの逆襲~』/中村蒼『BECK』/石橋凌『ローグアサシン』 ほか
この世で一番大事なのは、"粋"に生きること。失しくちゃいけないのは、"義理と人情"。それが原光子(仲里依紗)の生き方だ。妊娠9ヶ月でお腹の子供の父親とは別れ、金もなければ家もない。そんな限界の状況でも、光子はどーんと構えていた。流れる雲を追いかけて、子供の頃に暮らしていた長屋にたどり着く。そこには優しすぎて不器用にしか生きられない人々が肩を落として生きていた。「OK、大丈夫。私がなんとかする!」誰よりも困っているはずの光子が立ち上がった―!みんなを元気にする、最高にイキな妊婦ヒーローの誕生!
本作を撮った石井裕也監督は28歳、主演の仲里依紗さんは21歳、彼女の幼なじみ役の中村蒼さんは20歳。若い才能を集めた映画のテーマはなんと"粋"。寅さんのように生きる光子の名言をいただいちゃってください!(ショウゲート 島田さん)
選手からフロントに転身し、若くしてメジャーリーグ球団アスレチックスのゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、ある時ピーターと出会い、データ重視の運営論に、貧乏球団が勝つための突破口を見出す。そして周囲の反対を押し切って、後に「マネーボール理論」と呼ばれる戦略を実践していくことに…。
© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
記事投稿日:2011/10/19
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ローガン・ラーマン/ミラ・ジョヴォヴィッチ/オーランド・ブルーム/クリストフ・ヴァルツ ほか
17世紀フランス。銃士に憧れ、田舎からパリに上京してきた青年ダルタニアン。念願叶い、フランス最強の三銃士の仲間入りを果たした彼は影の権力者によって奪われた王妃の首飾りを取り返すため、イギリスのバッキンガム公爵や美女ミレディたちとの戦いに挑む!これまで観たことのない超一級エンタテインメント!
©2011 NEW LINE PRODUCTIONS,INC.
記事投稿日:2011/10/19
監督:セス・ゴードン
出演:ジェイソン・ベイトマン/チャーリー・デイ/ジェイソン・サダイキス/ジェニファー・アニストン/コリン・ファレル/ケビン・スペイシー/ジェイミー・フォックス/ドナルド・サザーランド/ジュリー・ボーウェン他
ニック、カート、デイルにとって、毎日うんざりする仕事を少しでもマシにさせる方法は、どうにも耐えられないそれぞれのボスの存在を葬り去ることだった。もちろん、自分たちから仕事を辞めるという選択肢などあり得ない。そこで3人は、なんとも怪しげで酒飲みの元詐欺師のアドバイスを受けながら、絶対にしくじりようのない、"上司排除計画"を考案する。しかし、その計画には大きな穴があった。たとえ、頭の中では最高の計画でも、いざ実行に移してみると、全然ワケが違うのだった…。
(C)真鍋昌平・講談社/2011「スマグラー」製作委員会
砧涼介(妻夫木聡)は、役者への夢を挫折し、その場しのぎのアルバイトに明け暮れる日々。うまい儲け話に乗ったところ、逆に多額の借金を背負わされてしまい、高額の運送屋のアルバイトをすることに。しかしそれは死体を運ぶ「運び屋(スマグラー)」。たった一度のミスすら命取りになる、死と隣り合わせの仕事だった!
妻夫木:どうも妻夫木です(割れんばかりの拍手に笑顔)。今日がキャンペーン初日なんですが、大阪から始まるというのが久しぶりで、みなさんと対面したんですが、いつ来ても大阪は距離感近くていいですね!友達みたいな感覚で「おぉ久しぶり!」って感じで入ってこれて、嬉しかったです。今日は楽しんで帰ってください。
監督:どうも石井です(場内拍手)。いろんな方がたくさん来ていただいて嬉しいです。本当にありがとうございます。
妻夫木:石井監督が以前作られた『鮫肌男と桃尻女』を見た時、大変衝撃を受けて、いつかこの監督と仕事してみたいなと思って、10年経ってお声をかけていただいた、僕としては記念すべき作品なんです。普段は「◯◯からオファーもらったよ」と言われたら「どんな話?」と聞いたり、原作や台本読んたりするんですけど、今回「石井監督からオファーもらっ…やります!!」と電話ですぐ答えました!スマグラーのスの字も出ていないうちに(笑)。
監督:ありがたいです。主役の砧をやってもらおうと思ったのは、原作を読んで「妻夫木君でいけるな」という感じがあったので…似てたし(笑)。
監督:物語の展開を考えた時にピッタリだなと思いました。
妻夫木:たまらないですね!
監督:そんなにキツい注文はしてないですね。役者さんとのやり取りの中で自然に見えていればいいかなと。お客さんと同じ目線で演出しているので…お客さんとしてはやり過ぎかな(笑)。
妻夫木:僕は10年前ぐらいから親しくさせてもらっていて、CMを除けば共演させてもらうのは初めてなんです。この前一緒に取材を受けていて「10年かかったんだなぁ」って話しました。「僕としては感慨深い作品です」って永瀬さん言ってたんですけど、感慨深いストーリーでもないような(笑)。感動大作!!って感じだったらその通りだったんですけど(場内笑)。
妻夫木:いかにも感動作ではなさそうなメンツが揃っちゃって(笑)。
妻夫木:お互い「悪人」で追い込まれていたので、今回はのびのび石井さんの元で(笑)。
妻夫木:安藤さんも、もともと仲がいいので、逆に今回は距離感を出すためにコミュニケーションとらない様にしていました。
妻夫木:とにかく凄い取材の数で大変なんですけど、やはりやりたかった作品なんで楽しいですね!あとは見られた方からの反応がとても良かったので嬉しかったですね。大阪も盛り上がって、最高ですよ!
妻夫木:大阪好みだよ!マジで!!(場内拍手)
本当に!スカッと見て、スカッと帰って、メシ食って酒飲みたいわぁ!みたいな感じですよ!まさに大阪好みの映画だと思いますけどね。
監督:そうですね。でも思っているよりショッキングなシーンがあるので、そこだけちょっとふまえて見ていただけると嬉しいです(笑)。
妻夫木:エッジね!いいですね。
監督:短い期間でしたが凄く濃厚な撮影で、役者の皆さんもがんばってくれているので、キャラクターに成りきって入り込んで見れると思います。たくさんのキャラクターが出てきますが、砧に共感して見ていただけると…あとあと恐ろしいことになるので(笑)非常に楽しめると思います(場内笑)。
妻夫木:今回は完璧なものに仕上げたくて、とにかく"不摂生をする"という役作りをしました(場内笑)。「寝ない!」のと「食生活を乱す!」というとても大変な役作りでしたが、作品をやり遂げることができました。僕の顔が出た瞬間「ダメだなコイツ」と思われるような相当顔色悪い僕が出てくると思うのでそこもチェックしてください。
最後に、この作品はいろんなものが詰め込まれています。なので全部見逃してほしくないです。石井監督の世界感も存分に味わえると思うし、アクションもあるし、それぞれの濃いキャラクターを見て楽しめます。刺激的は場面は多いですが、日常に疲れた方にはいい刺激になるのではないでしょうか!気に入っていただけたら、大阪の方なら…ね、3、4回はぜひ見て欲しいです!
(C)2011「はやぶさ/HAYABUSA」フィルムパートナーズ
2010年6月13日、日本から打ち上げた小惑星探査機〈はやぶさ〉が、いくつもの絶対絶命のピンチを乗り越えて、地球に帰って来た。月以外の天体からサンプルを採取して持ち帰るという、NASAでさえ成し得なかったミッションを果たすために―――。わずか1?2メートル四方の小さな〈はやぶさ〉の7年間・60億キロに及ぶ旅を支えたのは、ユニークな経歴をもつメンバーで結成されたプリジェクトチームだった。
プレッシャーと、次々と降りかかるトラブルに、心を一つにして立ち向かうチームのメンバーたち。
不屈の魂を持つ彼らに心をわし掴みされた日本の映画人とハリウッドのスタジオが強力タッグを組み、プロジェクトチームの闘いの日々を追いかけた、感動のエンタテイメント!
この〈はやぶさ〉が世界初だとか、奇跡の偉業を成し遂げたとか言われていただけに、実際にお会いする前は先生方には"スーパーマン"のようなイメージがあったんです。ですが、お会いすると、みなさん気さくな方たちで「私達と同じ普通の人なんだな」と親近感を持ちました。本当にたくさんの人の手で作られた結果、奇跡と言われた行いを可能にしたんだと思った時に、遠い世界の話だと思っていたことが凄く身近に感じましたね。
まずお話をいただいた時に「私に何が務まるのでしょうか!?」と聞きました。というのは、理数系は本当にダメでしたし、宇宙開発についても詳しくはなかったですし、〈はやぶさ〉の偉業も報道があったことで初めて知ったぐらいの私ですから「無理!無理!」と思ったんです(一同笑)。でも、まず読んでみると、お仕事に関わるいろんなチームのお手伝いをするという役で、いろんな方面から、その時どう思っていたのかを知ることができるのは「ちょっと美味しい、楽しそうな役だな」と思ったんです。でも、実際中に入ってみると、やはり専門用語が多く、調べたり意味を理解するのに大変苦労しました。
そのために物事を調べていくという作業もしましたが、楽しいものではなかったですね(一同笑)「難しいなぁ、なんだろうこれ!?」と思うこともたくさんありました。ですが、先生方から説明していただくと「あぁ!なるほどなぁ!」と思ったり、どんどん面白さが繋がっていくと、「じゃぁこの時はどうなんだろう?」と疑問がふつふつと湧いて来るのは新鮮でした。たわいもない「映画では宇宙船が凄い勢いで進んでいますが、宇宙って音はあるんですか?」と子供になったかのような質問ばかりしましたね。「無音です」と答えていただきましたが、そんな些細な質問が出来たのは楽しかったですね。
今回女を意識しないメーキャップで、可愛らしく見せることはさておいて、なるべくシンプルにしようとしました。水沢という役自体が目の前に出されたことに一生懸命になるあまり、周りのことが疎かになってしまうというような不器用さも持ち合わせている人でもあったので、現場に入った時に「あ、女が入ってきた」というような空気にならないように心がけました。
"前のめり加減"ですね。目の前のことを脇目もふらずに取り組み姿はうらやましくもありました。人見知りのわりには、自分の伝えたいことは相手を捕まえるかの様な目の見開きで相手に話す変わった部分も面白いなと思いました。
この〈はやぶさ〉プロジェクトにしても、私が関わっている映画やドラマの撮影のように何かを作るお仕事にしても、目標がひとつあって、それぞれのポジションの人間達がやるべきことを精一杯やって結果を出して行く作業は共通していると思います。
私自身もそうですが、仕事を初めて何年かたつと、ある程度自分のやるべきことが分かってくると同時に、いろんな壁にもぶつかって「この大変さは何のためなんだろう?」と疑問を抱く瞬間ってどなたにもあるんじゃないかなと思うんですが、「今辛いけど、少し我慢したらきっといいことになるかもしれない」とこの映画で思ってもらえたらいいなと思います。
©2011 フジテレビ 東宝
失敗続きで後がない弁護士エミが担当したのは、とある殺人事件。被告人は無実を主張、完璧なアリバイがあるという。なんと事件当夜、旅館の一室で金縛りに遭っていたのだ。無実を証明出来るのは、一晩中彼の上にのし掛かっていた、落ち武者の幽霊だけ。エミはその幽霊・六兵衛に会い、彼を証人として法廷に召喚させる。しかし、この六兵衛、すべての人に姿が見えるとは限らなかった。しかもエミの前には、一切の超常現象を信じない、敏腕カタブツ検事・小佐野が立ちはだかり…。
人生のどん詰まりに立たされたダメダメ弁護士と、421年前に無念の死を遂げた落ち武者の間に生まれた奇妙な友情。果たして、彼らは、真実を導き出す事が出来るのか?
©2011 フジテレビ 東宝
5組10名様/締切10月10日(祝・月)
【日程】 10月20日(木) 18:00開場 18:30開映
【会場】神戸新聞松方ホール(JR神戸駅浜側徒歩5分)
☆発表は発送をもって代えさせていただきます。
© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ
記事投稿日:2011/9/19
監督:深作健太
原作:「僕たちは世界を変えることができない。」
葉田甲太(小学館文庫刊)
出演:向井理/松坂桃李/柄本佑/窪田正孝 ほか
バイトやコンパの毎日に物足りない日々を送っていた医大生の葉田甲太(向井理)は郵便局に置いてあったパンフレットからカンボジアに小学校を建てようと決意!しかし呼びかけに集まったのは3人。世間の厳しさやカンボジアでの現実に直面して自分自身を見つめなおしていく。
向井:彼らがやったことは評価されることかもしれませんが、やっている本人たちは特別なことをしている感覚もなかったように"普通"を意識することが大切でした。格好付けないとか、格好悪くても受け入れるとか。"そこにいる"ことが大事な役でした。ドキュメントっぽく撮るということだったので意識しないためにも原作は読まずに挑みました。
松坂:僕は大学を最近辞めたばかりなので、当時を思い出しつつ作品に取り組みました。
向井:このタイトルは銀杏BOYSの曲名からきているんですが、原作者の甲太くんに聞いたら「好きなので曲名からパクりました」という安易な考えのようです(一同笑)。でも、とても合っているなと思いました。世界を変えられる人はそうそういないんですよね。だからと言って何もしないんじゃなくて、それをふまえた上で何をしたいのか?という事だと思うんです。原点に戻って付けた、とてもいいタイトルだと思います。
向井:毎日撮影後に行ったプールで、みんなの距離は近づきましたね。食事もいつも一緒でした。普段絶対バカやってる4人組だと思うんですよ。そんな感じを出せるのは信頼関係で、プライベートをどこまで共有できるかだと思うんです。特に海外という安心感がなかなか得られないところだと、よりどころが仲間しかない。それが作品にとっていい効果になったのではないでしょうか?
向井:最初は爽やか…ボーイでしたけど、終わってみると…超爽やかボーイだったね(一同笑)。
松坂:超えちゃいましたね(笑)。僕は会う前の向井さんは「クールかもしれない」と思ってました。以前一度バラエティで共演させていただいて、でもその時は覚えてもらえてないと思っていました。今回の顔合わせで「初めまして」と挨拶したら「いや、初めてじゃないよね」と微笑んでくれて!(そんな言い方じゃないでしょ!と照れる向井さん)覚えてもらって嬉しかったですね。撮影の時も頼りきっていましたし、素敵なリーダーです。
向井:スピーチのシーンで「人のために何かをするという事は、自分のために何かすることより素晴らしいんじゃないか」という素敵な台詞をいただきました。人のためにしたことで、その人たちが笑顔になって、また自分にもどってくる。それは現地の小学生を見て思いましたね。作品のために作ったとはいえ、学校を作れて良かったと思いました。笑顔って人を勇気づけるものなんだなと改めて思いました。
松坂:行動することの大事さを感じました。カンボジアに関しても人から聞いていたより、自分が行ったことで心に残りましたし、自分の新たな考え方も生まれてきたと思います。
向井:ここを見てくれといった作品ではないので、押しつけたくはないんです。人それぞれの考え方だし、ただ単に"カンボジアに学校を建てましょう"って話にだけはしたくなかったんです。ボランティアとかカンボジアとか、いろんな要素があるんですがトータルに見て前向きになれる映画だと思うんです。ドキュメンタリータッチで撮っているので心に刺さる部分も多いですし、そうして引っかかってくれたことで自分なりに何か感じるところはあると思うんです。それが今後の生き方に見出せるヒントになればいいですよね。とにかく老若男女問わず見ていただきたいです。
<ムカイオサム>1982年、神奈川県出身。06年デビュー。10年に放送のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で幅広い層からの人気を獲得。映画『BECK』や『Paradise Kiss』、現在はNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』に徳川秀忠役で出演。
<マツザカトオリ>1988年神奈川県出身。08年雑誌『FINEBOYS』専属モデルとして活動開始。09年『スーパー戦隊シリーズ・侍戦隊シンケンジャー』に出演。その後ドラマ、映画、舞台で活躍中。
© 2011 映画「セカンドバージン」製作委員会
出版業界では名の知れた辣腕専務、中村るい(鈴木京香)は、出張先のマレーシアで鈴木行(長谷川博己)と運命の再会をする。彼はるいよりも17歳下で既に万理江(深田恭子)という妻もいたが、かつてふたりは激しく愛し合った恋人同士だった。日本から遠く離れた異国の地での思いがけない再会――。しかし、行はるいの目の前で突然銃弾に倒れてしまう。なぜ、行はこんなことになったのか?なぜ、5年前、何も言わずにるいの前から突然姿を消したのか?コーランが遠く聞こえる中、生死の境をさまよう行。触れられるほどそばにいるのに、切ないほど彼を遠く感じるるい。そしてふたりの前に思いがけない人物が現れる…。
松竹 松浦さん
映画では、ドラマで描き切れなかった"結末"をたっぷりと描きます。ドラマを見た人も、見てない人も、きっと心から誰かを愛したくなる、そんな映画です。 是非、劇場の大スクリーンで、るいと、行の愛の形を胸に刻んでください。
© 2011 映画「セカンドバージン」製作委員会
【鈴木】ドラマでも行のことを強い愛で引き寄せましたが、映画では撮影に入る前に黒崎監督が「今回の映画は2人の心の動きをしっかり撮りたい」とおっしゃっていたので、とにかく"強い気持ちで相手と向き合う"ということを考えました。死に向かっていく愛する人を見て「相手を受け入れる強さ」を持って演じようと思いました。
【監督】特に映画だから無理やり変えようとは意識せずに撮ろうと思いました。撮影前に京香さんと長谷川くんとも「1本の作品を撮るうえで、楽しんでもらえるものを作りましょう」とスタッフと含めて話をしました。そのためにやり方をねじ曲げたりとかはしませんでした。ただ、2時間というドラマシリーズよりも短い時間の中で人間模様を描いていかないといけないので、より深く緻密に細部に目を凝らした撮り方をしたいと思ったのがひとつと、逆にぐっと世界感を広げて、今回はマレーシアという舞台を選びました。日本を飛び出して、主人公の「るいと行」、「女と男」が世界の片隅にぽーんと置き去りにされたような舞台を作ってみました。そこはかなり雰囲気の変わったものになったと思います。
【長谷川】僕的には何かしらの負荷(包帯姿)がかかっている方が、より役に入り込みやすいですね。五感が研ぎすまされるというか…。演じる上で深みがでるのかなと思っています。でも、何かをしようとするのではなく、カメラがひろってくれると信用していました。
【鈴木】以前は「17歳下もありです!」と胸張って言っていましたけど(笑)、やはり17歳ってかなり下ですね(一同・笑)。ただ、具体的に年齢がいくつとか、境遇とか、考え方とか"相手に求めるんじゃなくて相手の全てを受け入れる"ことが本当に強い愛の形ではないのかなと、るいを通して感じるようになりました。
【鈴木】緑も濃く自然豊かなマレーシアで、るいを演じられるのは、とても嬉しいことでした。現地のスタッフの方もとても親切で、楽しく撮影も進みました。
【鈴木】ドラマを撮り終えた時に本当にるいのことが好きになりまして、今の年齢でこの役がめぐってきたことを感謝していて、逆にもう一度映画でやれると分かった時に、今度はどう演じようかと戸惑いもしました。ドラマでは人間関係とか社会的なものと向き合った時の彼女でしたが、今回はるいと行の関係をじっくり向き合うということで、映画があったからこそ、より相手のことを思い、そして受け入れられるるいになれたのではないかなと思っています。
【長谷川】鈴木行という人間は目標に向かって突き進んでいく男だと思うんです。それがるいを愛する気持ちに変わっていくわけですが、日本のために何かをしようと思った気持ちが、そのままるいにぶつかっていけばいいと思って演じていました。恋愛というよりかは、欲しいものを得るための情熱を出せたらと思いました。
【鈴木】細かく台本に書かれているわけではないんです。だからいきなりドラマ抜きの映画で始まっていた作品なら、難しいシーンになっていたかもしれませんが、ドラマを含めてやってこれたので、お互いに信頼して委ね合えたところがありますし、あとは監督がのぞんでいる2人の愛の表現の理解もドラマがあったからこそできて、スムーズに撮影でき、綺麗で素敵なシーンになっているのではないかなと思っています。
【鈴木】ドラマの時から「るいの様に芯があって成功している女性が美しく装えない訳がない」と思っていましたので、働いている時の衣裳も部屋で寛ぐ時の衣裳もかなり時間をかけて考えていました。今回は旅先で突発的に起こったことで長く外国で滞在するような話ですから、るいのお洋服は現地で調達して身に付けるという感じで、バティックを身につけた姿はとても自然な感じで日焼けしない様にシャツを羽織ったマレーシアの定番スタイルが好きでした。
【監督】この1本の作品ならではの"鈴木京香さんの美しさ"を見つけたいと思って、スタッフにも伝えて撮影しました。ドラマの時は東京やシンガポールであったり、「都会の中を闊歩するるいさんの女性の美しさ」を表現していただいた京香さんだったのですが、今回は全く違った雰囲気の中で、田舎での話ですし、ファッションの方向性も全く違うのですが、社会とか複雑な人間関係を取り払った「1人の女として残ったるいさんの美しさ」を表現しました。それは京香さんのまた新しい美しさを見ていただけると思っています。そしてもうひとつ、包帯姿での長谷川くんの演技はとても困難なハードルだったと思います。これだけのルックスや肉体を持って演じてこられた長谷川くんにそれらを封印してもらったわけです。酷だなとも思ったのですが、ホントに必死に身体を動かさない分、内面を動かすことに集中してもらったことで、最後迄撮影できたのではないかなと思っています。長谷川くんの新たな一面をぜひ見ていただきたいです。
©2011 『夜明けの街で』製作委員会
美しい妻と可愛い娘。会社では安定した地位と何不自由ない生活を送る渡部(岸谷五朗)の前に現れた派遣社員の秋葉(深田恭子)。これまで不倫など考えたこともなかった渡部だがミステリアスな彼女に惹かれ、恋に溺れていく…。しかしこの恋には、思わぬ展開が待ち受けていた。禁じられた恋に待つ、衝撃の結末とは??
©2011山田悠介/「スイッチを押すとき」製作委員会
自殺スイッチを持たされた10歳の子供たち。彼らは、多発する自殺の原因を探るという国家プロジェクトの実験材料とされ監禁生活を送っていた。耐えきれずに多くの子供たちがスイッチを押していく中、7年もの間、生き続けた6人がいた。彼らはなぜ生きているのか?切なさと衝撃に満ちた、ヒューマン・サスペンス。
©PATHE - ER PRODUCTIONS - EAGLE PICTURES - INDIA TAKE ONE PRODUCTIONS with the participation of CANAL + and CINECINEMA A Jon KILIK Production
1978年に母親を亡くした7歳のミラル(フリーダ・ピント)が子供の家にきて17歳になった。難民キャンプを訪れたミラルは悲惨な光景を目にし、若き活動家の理想に共感する。急速に政治への関心を高め、イスラエル軍に敵対心を抱くが、恩師の願いを裏切ることになる…。はたして彼女が下した決断は―?
© 2011 『うさぎドロップ』製作委員会
27歳、彼女なし。ごくフツーのサラリーマンであるダイキチが、祖父のお葬式で出会った孤独で悲しげな女の子は、おじいちゃんの隠し子だった!?引き取り手のないその少女・りんを男気を見せて連れて帰ったダイキチ。こうして突然、二人の共同生活が始まった!慣れない子育てにあたふたしつつも、いつもりんのことを一番に考え、底なしの優しさで包み育てていく。一生懸命な二人とたくさんの愛情を描いた、最高にキュートな感動作!
―とにかく現場で芦田愛菜ちゃんといるのが楽しかったですね。いつかは自分にも子供ができるかもしれないし、その時はダイキチのようにいつでもポジティブでいられる父親でありたいなと思ったりしました。でもこの作品は親子だけではなくて、"人と人が繋がっている大切さ"がテーマとしてあるので、いろんな発見がありましたね。
―「男を格好良く描ける」ところがとても好きです。ダイキチは諦めない男だし、自分の言った事に責任を持っていますよね。真っすぐだけど、自分を変えていける柔軟性も持っているところなんて格好良いですよね。
―監督は走るシーンが好きなんですね(一同笑)。でもそれは、「走るとお芝居をしようと顔を作ることができないから」と言うんです。キャラクターの根本を写すことが重要なので、上手い演出だと思います。とても信頼できる監督なので、温かい作品もいいですけど、次は尖ってる役で参加してみたいですね。
―愛菜ちゃんとは初めてだったんですが、最初に会った時から心を開いてくれていたので、とてもなじめましたね。演技に集中しやすかった、と同時に可愛いさに癒されもしました(笑)。撮影は1ヶ月ちょっとありましたけど、アッという間で「もう少し撮影していたいな」と思ってしまうほどでした。忙しいのに、いつも元気なところは、偉いなと感心します。
―世の中のイクメンと呼ばれている存在と今回は少し違うと思うんですが、男女関係なく"家庭をしっかり築いていく"と言うことを大事にしなくてはいけないと思いました。男性も仕事だけが全てじゃない。ダイキチはりんと生活していく中で人間として大きく成長したし、その過程が大事なんだと、この映画を通して考え方が定まった感じがします。
―その時の表情は全然作ってないです。愛菜ちゃんとずっと一緒にいたことで自然と出たものだと思います。台詞以上に撮影以外でも2人とも喋り合っていたので、どっちが現実になっていたのか曖昧になってしまう時もあったぐらいです。作品を見ても自分のこの撮影の想い出アルバムを見ているようで、不思議な感覚でしたね。
―見ていただければ、必ず温かい気持ちになる作品です。男の格好良さもダイキチが表現してくれていると思うので男性にもぜひ見ていただきたいですね。
<マツヤマケンイチ>1985年3月5日青森県出身。『デスノート』シリーズで一躍有名に。その後『デトロイト・メタル・シティ』『ウルトラミラクルラブストーリー』『カムイ外伝』『ノルウェイの森』『GANTZ』『マイ・バック・ページ』などの主演で高い評価を得る。今一番注目されている実力派俳優。
©BBC Worldwide Limited 2011
©Stephen Belcher / Minden Pictures / FLPA
『アース』で地球の美しさを、『オーシャンズ』で海の神秘を、そして地球上に住む全ての"いのち"の営みを描く本作。製作費35億円、撮影日数3000日、最高峰の撮影技術で、今まで観ることのできなかった生き物たちの行動を捉えることに成功。生き物たちの目線で撮影されているため映像から動物たちの息づかいが聞こえそうな世界が広がる。描かれるその一つひとつの物語からは、我々人間を含む地球上の全ての生き物たちと、自然がつながっていることに気づかされる。迷いなくまっすぐに生きる動物たちの姿をみて、生きる意味を考える。生き方を変えてしまうほどの100%の真実。
動物と同じ目線で撮影されているので、自分がそこにいる様に感じる本作。今までのドキュメンタリー映画にはない感覚です。かわいいだけではなく、生きる為の「闘い」「知恵」「愛」など動物達の迷いのない姿に、自分の生き方についても考えさせられます。
新通 西川さん
©2011 『探偵はBARにいる』製作委員会
俺(大泉洋)は札幌・ススキノの何でも屋"探偵"。北大農学部のグータラ研究助手兼俺の運転手・高田(松田龍平)と夜な夜な通うBARに依頼の1本の電話がかかってきた。"コンドウキョウコ"と名乗る声から美人の匂いを嗅ぎ取ってしまった俺はつい依頼を引き受けてしまうが、とんでもない事件に展開していく!
【監督】僕はこの映画のため、2年ほど前に初めて訪れました。映画を見ると危険な感じですが、実際はそんなことない普通の歓楽街ですよ(笑)。ただ、雪が凄くて映画を撮るうえで、「こんだけの歓楽街で走って転んで雪まみれなったら面白いだろうな」と思いました。道が氷になっているので実際僕も転びましたしね(笑)。
【大泉】映画では夜の顔を全面に出していましたけど、子供の頃からいる場所だし、オシャレな服屋やデパートもあるし、映画館もありましたから、僕にとっては当たり前の場所なんです。そこで映画を撮ってもらえたことは嬉しかったですね。映画を観て改めて「ススキノって格好良い街だな」と思いました。
北海道に住んでると雪ってそんなに歓迎するものじゃないんですよ。除雪も大変だし、特にこの映画の撮影の年の雪は"雪害"と呼ばれるくらい雪の被害が多かったんです。降って当たり前なんで何とも思わなかったのですが、今回の映画を見て雪とススキノのキレイさに驚きました。橋本さんは北海道の監督じゃない分、雪とか街の捉え方が新鮮だったんじゃないのでしょうか。
【大泉】そうですね…でも単純にお金で繋がっている部分もありますよね!(一同笑)でも、けしてそれだけじゃないですね。ピンチになったら助けてくれるし…遅いですけどね(笑)ベタベタしない男の友情に憧れはありますね。この2人はハッキリ意思表示はしないですが、信頼できる関係なんですよね。
行きつけのBARがあって、必ず集まって、毎晩そこで酒を飲む…憧れますよね。現実の生活でいうと、東京なら新橋あたりの立ち飲みで、アテは乾きもので一杯飲んで帰るって感じになっちゃいますよね(笑)しっとり飲んでオセロなんて、そんな余裕ないですよ!(一同笑)
【監督】2人の関係がなんでこんな風になったのかは言いたくないんですね。みんないろんな捉え方だと思うし、逆にそれぞれ考えてほしいです。
【大泉】やっぱりお金を払っているのが、リアリティあるように思えますね(かなりそこに拘る大泉さん)。高田は「お金を貰いたい」っていうのもあるし、払ってなかったらそこまで痛い思いはしないでしょう?探偵にしてみたら、1人で動くのは怖いから雇っているんだよね?だからあまりに怖かったらバイト代倍にしたりしてね?(一同笑)
でも…若干バイト代安いと思うんだよね…若干探偵ケチだよね?(一同爆笑)
【大泉】アクションはあまりやったことがなかったので常にどのシーンも大変でしたね。アクション指導の先生からも殺陣を教わりましたけど、カメラさんに上手に撮っていただいたおかげで出来上がったの見たら見応えがあったので嬉しかったですね。丸々2日間のアクション撮影は大変でしたね!スノーモービルや街宣車がひっくり返ったり…怖かったなぁ…。スノーモービルは初めてじゃないんだけど、でかくて早いし、乗ってるところが道路じゃなくって2mくらい雪が降り積もってる所なんで、下手したら落ちちゃうじゃないですか。探偵としてはテンション高く「ヒヤッホゥ、ざま~見やがれぇ!」とか言って、逃げ切ったことを喜んでいたんですが、内心「危ない!危ない!止めて!!」と、すごく怖かったですよ(一同笑)。
【大泉】あれMAX!MAX!(一同爆笑)まぁ、アクションシーンは関係ないんですが、ただただサウナシーンのためだけに鍛えただけなんですね(笑)。ちょっと欲でましたね。リアルなこと言えば毎晩飲んだくれている探偵が身体鍛えているわけないでしょ!でもせっかく見てもらえるんならキレイな方がいいかなって。プロデューサーは「ファンサービスだ」とか訳分かんないこと言ってましたしね。がんばってやったんだけど…今はすっかり戻っちゃって…悲しい。5ヶ月ぐらいかけてねぇ少しずつ身体作っていったんだけどねぇ…戻るのは1ヶ月だわ!(笑)もし次回作となると、また1からでしょ…。だからサウナシーンはやめていただきたい!(一同爆笑)
©2010 MIROVISION Inc. All Rights Reserved
上流一家に仕える無口で従順なメイド・ウニ(チョン・ドヨン)。危うい魅力を持つウニが、一家の主から求められるままに関係を持って以来、次々と不可解な出来事が起こり始める。やがて一家とメイドたちがそれぞれの人生を賭けた駆け引きの果てに迎えた、神や運命さえも予測出来なかった衝撃的すぎる結末とは
©2009 Steel Curtain Pictures, LCC, All Rights Reserved
記事投稿日:2011/8/19
監督・脚本:デイヴィス・グッゲンハイム
出演:ジ・エッジ/ジミー・ペイジ/ジャック・ホワイト ほか
エレクトリックギターの三世代の巨匠、U2のジ・エッジ、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトの3人の「人生」と「ギター」の至福のドラマ。3人のロックスタ-の伝説の始まり。限りない音楽の旅。明かされる光と影。そして一夜限りの奇跡のジャム・セッション!!
(C)2011「神様のカルテ」製作委員会 (C)2009 夏川草介/小学館
5年目の勤務医・栗原一止(櫻井 翔)は、医師が不足する地方病院に勤めている。医者不足のため忙しい毎日だが、同僚や同じアパートに住む面々との交流、最愛の妻・榛名(宮﨑あおい)との心温まるひとときにより激務を凌いでいた。
そんな折、厳しい地方医療の現場に向き合う一止に、先端医療が学べる大学病院からの誘いがくる。その一方で、末期がん患者の安曇雪乃(加賀まりこ)が一止を頼ってやってくる。
命を救う、人を救うとは?一止は、医者として、人間としてのあり方を見つめ直していく…。
命の意義を温かく照らす、優しい愛情に満ち溢れた感動のヒューマンドラマ。国民的キャストと最高峰のスタッフによる本格的感動作の誕生!
© 2011「大鹿村騒動記」製作委員会
雄大な南アルプスの麓にある大鹿村。シカ料理店を営む風祭善(原田芳雄)は、300年以上の歴史を持つ村歌舞伎の花形役者。そんなある日、公演5日前に18年前に駆け落ちした妻・貴子(大楠道代)と幼なじみの治(岸部一徳)が帰ってきた。強がりながら心乱れる善は芝居をなげだしてしまう…。300年の伝統は途切れてしまうのか…!
阪本:でも思いっきり肩に力入りましたよ。特に主役の原田さんと向き合ったのはスリルありました。例えば、台本見せて「この台詞なんですけど…」って言ったら「あ、その台詞?言わない!」って!?「え!?言わないんですか!ちょっと待ってくださいよ」(一同爆笑)。だからセットの隅で辞めてたタバコも吸い始めたり(苦笑)。でも現場に緊張感はあったんですが、やろうとしていることは悲劇も喜劇も含めて、原田さん曰く「人に明るくなってもらう映画」だということなんです。
松:メイキングを同時に撮ってたらと思うくらいずっと面白かったです!何が起きるか分からない緊張感で、でもそれはいやな緊張感ではなかったです。歌舞伎の舞台裏でも私を村の人の想定にして石橋蓮司さんが話かけてくるんです。「女優になりてんだろ!映画に出してやっから」って(一同爆笑)。そこで過ごしていることが芝居をしていることぐらいの自然な流れだったんです。切り替えはそれぞれあるとは思うんですが、でも全てが自然に見える…あたり前ですけど、みなさん上手な方ばかりで、完成したものを見てさらにご一緒できてよかったなと思いました。
阪本:芳雄さんと初めて仕事して、22年間で6本出演してもらったんですが、以来、芳雄さん家で御飯とお酒をよばれる度に「お前とは主役と監督の関係で1本もやったことがない!」って言い切るんです(一同笑)。「じゃぁ…やりますよ!」ってことになって、今何をしたいか芳雄さんに聞くと大鹿歌舞伎の写真集と大鹿村の観光マップを渡されて「この舞台に立ってみたいんだ」と言われたんです。
松:話自体が面白そうだなと思ったし、監督とも初めてでしたし、何でもいいから参加してみたかったです。こんな凄い人たちが集まって、どんなことになるんだろうという興味が最初にありましたね。
阪本:芳雄さんは「俺が頭で内容を理解しないうちに本番いってくれ」と言ってました。だから自分もわけ分かんない内に「本番!」って(一同爆笑)。なんかひっかかるんだけど、何かうまれるかもしれない。
松:そうだったんですね(笑)。
阪本:岸部さんと芳雄さんが話して、岸部さんが出ていって松さんが入ってくるシーンはテストなしだったよね?
松:それ、私撮影初日だったんです。ワンカットで撮るので、とても緊張しました。でもよく考えると、確かに分かんないうちに本番になってました!あれ?本番なのかな?でも外で一徳さんが股引姿で待ってるから止めちゃダメと思いながら(一同笑)。面白いアドリブが出ることに近いハプニングの連続でした。
阪本:あの時の松さんのリアクションが本当にわけ分かんないまま本番いってる感じで凄い自然でよかったです(一同笑)。
松:でもそんな風にできたのは、監督や芳雄さんのおかげだと思うんです。距離が縮まったり、引いたりすることで演技が固まることがなかったんですよね。例え何回やっても固まらない方達なんでしょうけど。
松:撮影の前に本物を一度拝見しましたが、その時の熱気やお客さんがリラックスして楽しんでる風景に今回の作品も近いものがありました。そして村の人から教わって作りあげた舞台が本来の大鹿歌舞伎の良さを出しているように見えました。
阪本:スケジュールもスタッフもギリギリ最小限で作った本作は「撮影そのものが一つの騒動記」でした。だからこそ、みんなで一丸になるしかなかった。役者・スタッフ、さらに全面的に協力してくださった大鹿村の方々が一緒になって濃密な2週間を過ごしたことが、この悲喜こもごもの喜劇にある贅沢な手触りを加えてくれた気がします。願わくば、それを堪能してもらえると嬉しいですね。
<マツタカコ>1977年、東京都出身。94年NHK大河『花の乱』でドラマデビュー。以後、映画・舞台・ドラマ・歌手と幅広い分野で活躍。『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』は日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。『告白』など多数作品に出演、高い評価を得ている。
<サカモトジュンジ>1958年大阪府出身。89年、長編デビュー作『どついたるねん』でブルーリボン賞作品賞を受賞。その後も『顔』、『闇の子供たち』など常に新しい作品世界に挑戦している。
©2009 INCENTIVE FILM PRODUCTIONS,LLC ALL RIGHTS RESERVED
心ときめく恋、永遠の愛を誓いあう結婚、子供の笑い声が響く家庭―女性なら誰しも、そのすべてを手に入れたいと願うように、新人弁護士のエミリア(ナタリー・ポートマン)も、ごく普通の幸せを求めただけだった。ただし既婚者の上司に恋をし、妊娠をきっかけに離婚が成立、結婚できたものの、世間が見る目はいつまで経っても"略奪女"。以来彼女は不運続き。週の半分を一緒に過ごす夫の息子は心を開かず、生まれて間もない娘は突然亡くなってしまう。愛する家族の絆がぷつりと切れてしまった時、家族を再び結びつけたのは意外な人物だった…。エミリアが自分らしい愛に出会うまでを描く感涙の物語。
製作総指揮も務めた主演のナタリー・ポートマン。「ブラック・スワン」で本年度のアカデミー賞主演女優賞受賞や、プライベートでの婚約など今最も輝く女性です。そんな彼女が、自分に正直に生きようとする主人公の純粋な心を繊細に演じた珠玉の1作です。 (ソフトシューズ 氏本さん)
©シネグリーオ2010
TVアニメ「鉄腕アトム」の"ピョコピョコ"と言う愛らしい足音を作った音響デザイナー大野松雄。50年代に生まれたばかりの電子音楽の技術で、原作には描かれていない未来都市の音を創造した大野の生き様と、その影響を紐解くドキュメンタリー。「ルパン三世」「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」など秘蔵音源も。
©2011「行け!男子高校演劇部」製作委員会
池松男子高校に入学した小笠原(中村蒼)は勘違いで廃部寸前の演劇部に入ってしまう。一目惚れした女子高生のためにも開催せまる総合演劇祭へ向けてモチベーションがアップするが、大会当日、彼らが繰り広げた舞台は、予想もつかない型破りなトンデモ舞台だった!?おバカでまっすぐな青春痛快ムービー!
©2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス
戦争末期。中年兵として徴集された男は、仲間の兵士から一枚のハガキを託される。終戦後、そのハガキの送り主である兵士の妻を訪ねると、そこには夫の亡き後、たて続けに家族を失い、古家屋とともに朽ち果てようとしていた女の姿があった
©2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS and all related characters are trademarks of Hasbro. c2011 Hasbro. All Rights Reserved
記事投稿日:2011/7/19
監督:マイケル・ベイ
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ ほか
出演:シャイアー・ラブーフ/ジョシュ・デュアメル/
ジョン・タトゥーロ/ロージー・ハンティントン=ホワイトリー ほか
1967年7月20日、アポロ11号は月面着陸に成功。全世界が固唾を呑んで見守ったこの歴史的偉業の陰にNASAと米国政府がひた隠しにした事実があった。月の裏側にはトランスフォーマーたちの地球来襲の足掛かりとなる物体が不時着していたのだった…。そして現代、アメリカ、シカゴ、それは再び始まった。オフィス機器に姿を変えていた、あの未知の金属生命体〈トランスフォーマー〉の侵略者が再び人類に牙をむく。しかし、それは世界を闇で包み込む前兆にすぎなかった…。
会場となったのは大阪でオシャレなホテルとして話題の"セントレジスホテル大阪"。場内は今まで見たことないほどのマスコミ関係の数!舞台の真ん中には大画面、そして右にはオプティマスプライム、左にはバンブルビーの巨大フィギュアとセッティングもワールド級!(驚)。
主題歌のLINKIN PARK『Iridescent』が流れる中、「プリーズ ウェルカム マイケル・ベイ!」と司会のマイケル富岡さんの声から、マイケル・ベイ監督、主演のシャイア・ラブーフ、そしてヒロイン役のロージー・ハンティントン=ホワイトリーが登場☆シャイアの「マイド!」の声に沸く満員の会場!
【マイケル】今回のワールドツアーは日本が最終の地なので来れて嬉しくおもいます。東日本大震災はニュースを通じて大変心を痛めました。しかし、日本のみなさんは勇敢で粘り強い。この事態に立ち向かっている方達こそ真の英雄だと思っています。がんばって欲しいと思っています。
【シャイア】マイド!日本に来られて嬉しく思っています。ありがとうございます。
【ロージー】(日本語で)おはようございます。私はロージーです。お元気ですか。(会場大歓声)
【マイケル】この横にあるバンブルビーを見ていただけたら分かるように、みなさんの"子供"の部分を解放してくれるところだと思います。気取ってないし、とにかく楽しくて体験できる、子供に戻って楽しめる作品だからだと思います。僕も子供心に戻る感じですが、この両側にある素晴らしいフィギュア頂きたいですね!(場内笑)
【シャイア】トイ(おもちゃ)が先行してあるということですね。男の子の"バービー"の様な存在がトランスフォーマーでしたから。あと、現実逃避出来る作品としては格好の作品であるということですね。「スターウォーズ」や「ジュラシックパーク」の様に興奮することが出来るし、それが今回は3Dで体験できるということが魅力だと思っています。
【ロージー】私にとってはとても素晴らしい撮影を経験できたと思っています。とても興奮もしましたし、昔から抱いていた夢がかなったと思っています。毎日いろんな人にあって新鮮な刺激を受けることが私にとって貴重な経験でした。今回日本は二度目で1度目は15歳の時で初めての海外旅行が日本でした。今回こんな形で来日できたことを嬉しく思っています。
【マイケル】彼女の魅力は正直だけど気品があるところ、優雅でもあります。この役は最後重要な発言をしますが、結果"女性は頭がいい"と思わせるところがロージーのキャラクターとよく合っているのではないでしょうか?
【シャイア】もちろん美しく、ゴージャスな女性だと思います。男中心の現場で彼女はチアリーダー的な存在でした。6ヶ月間の大変な撮影の中でしたが、みんなを和ませてくれました。キャラクター的にも1、2とは違うあらたな役だったのでそれも新鮮でしたね。
【マイケル】非常にスタッフが良かったと思っています。3Dで撮影することでペースが遅くなるのは避けたかったので、いろいろな方法を編み出してペースを上げていきました。3Dのテクノロジーは複雑でまだまだ革新していくと思いますが、今回使って僕は非常に気に入りました。
【シャイア】1作目はその場で初めて経験して覚えていくという感じだったんですが、3作目となると、やはり慣れてきたこともあって、やりやすかったですね。フィルムでは4、5回テイクで撮らないといけないシーンでもデジタル3Dカメラだと1テイクで編集できるところが進化したと思います。
【マイケル】シリーズで比較をしてみますと、1ではイノセントな部分があり発見がありました。2は脚本から制作することが難しいものでした。3に関して言えば、よりハートがあります。ロボットのキャラクターもたくさん出てきますし、過去の物語もフィーチャーされています。なので全体に感動的なものとなっています。よく批評家は「マイケル・ベイを嫌うのが大好き」と言われてますが、多くの嫌っている批評家達も今作品の最後の1時間が映画史上に残る素晴らしいものになっていると言っています。僕の尊敬しているジェームズ・キャメロンがこの映画を見た時に「これはエポックだ!」と言ってもらったのは嬉しかったですね。
【シャイア】マイケル・ベイ監督作品に出るということさ(場内爆笑)
【マイケル】ぜひ日本のみなさんにこの作品を楽しんでいただきたいです。6年間ものこのシリーズに時間を費やしてきたのですが、もともと"トランスフォーマー"は日本から生まれたもの、トイがあったからこの作品ができました。ありがとうございました。
暑かった日中とは反して、めずらしく涼しい風が吹いてきた夕刻に『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』のジャパンプレミアin大阪 オープニングセレモニーが行われました。会場の大阪市役所前は夕日に照らされ、月を待つばかり。舞台の両脇には会見時のフィギュアと、さらにトランスフォームする前の【オプティマス・トレーラー】と【バンブルビー・カマロ】の車2台が設置。間もなく御堂筋側正面玄関前に着いたリムジンからはマイケル・ベイ監督、シャイア・ラブーフ、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーが登場!大歓声の中、レッドカーペットを歩く3人。特にロージーはセクシーなドレスで観客を魅了!
【マイケル】本当に日本に戻ってこれて嬉しく思っています。18年間で日本に9回も来ています。日本の皆様、僕の映画を応援してくれてありがとうございます。
【シャイア】マイド!オオキニ!!(会場から歓声)温かく迎えていただき、ありがとうございます。大阪はカリフォルニアっぽい感じがして好きです。また日本に来ることができて嬉しく思います。
【ロージー】(ビューティフル!の声に)アリガトゴザイマス!今回で2度目の日本ですが、嬉しくてドキドキしています。今日1日有意義な日を過ごすことができましたし、ぜひみなさんには映画を楽しんでいただきたいと思います。
【平松市長】ようこそ大阪へ!日本で唯一大阪でこのプレミアを開いていただいたこと、映画ファンとして心からお礼申し上げます。さすがマイケル・ベイ監督、ディテールに拘っておられる。この2台ともフェイクや言うてはりました(笑)「ぜひ大阪でトランスフォーマーを撮影して欲しい!」と言うと大阪中潰されるんじゃないかと心配ですが、ぜひ大阪でいろいろな素晴らしい映画を撮っていただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか?
【マイケル】許可をいただけるなら大阪で撮ります!でも大阪の街が潰れちゃいますけど?
【平松市長】ノー!(笑)ですが、監督や出演者やスタッフの方々には、ますます素晴らしい夢を与えていただきたいです。Thank you very much!
(C)2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
時は戦国時代。三流忍者の家に生まれた乱太郎(加藤清史郎)は、エリート忍者になってほしいという両親の期待を胸に忍術学園へ入学する。そこには堺の豪商の息子、しんべヱや、戦で親を亡くしながらもたくましく生きるきり丸がいた。忍術学園の生徒たちは忍者のたまご、「忍たま」と呼ばれ、ちょっと変わった先生や、かわいいくノ一たちと共に楽しい学園生活を送っていた。しかし、乱太郎たち3人組は、授業も試験もドジばかり、いつもなぜかロクでもないことになってしまうのだったー。
ある日、髪結い所を経営しているカリスマ髪結いの斉藤幸隆、その息子で四年は組の斉藤タカ丸の家に暗殺者が現れる。実は、幸隆、タカ丸親子は"抜け忍"(所属の忍者隊を抜けた裏切り者)として、かつて祖父が所属していたウスタケ忍者から命を狙われていたのだった!
果たして、乱太郎と忍術学園の生徒たちは友達を救うことができるのか!?
一人前には程遠いけど、仲間がいれば大丈夫!200%の元気と友情で、忍たまたちがスクリーンを縦横無尽に駆け抜ける!
(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社
(C)2011「こちら葛飾区亀有公園前派出所THE MOVIE」製作委員会
記事投稿日:2011/6/23
監督:川村泰祐
原作:秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(集英社刊)
出演:香取慎吾/香里奈/速水もこみち/深田恭子/谷原章介/沢村一樹/伊武雅刀 ほか
葛飾区亀有公園前派出所の巡査長・両津勘吉(香取慎吾)は、破天荒で豪快で型破り、やることなすことハチャメチャで毎日がトラブル続き。後輩である秋本・カトリーヌ・麗子(香里奈)や中川圭一(速水もこみち)からは呆れられ、上司である大原部長(伊武雅刀)にカミナリを落とされる毎日。
そんなある日、両津は小学校時代の憧れの同級生・桃子(深田恭子)と偶然再会。旅芸人一座の桃子がシングルマザーであることを知り、心をときめかせている頃、警察庁史上最悪の事件発生!誘拐事件の背後に潜む冤罪事件の真相とは。
果たして両津は事件の真相を暴き、人質を救うことができるのか?
そして、両津の切ない恋心の行方は?
日本の住民すべてに贈る、笑いと涙の、心あたたまる豪快人情エンタテイメント!
©2011『奇跡」製作委員会
九州新幹線全線開業の朝、"つばめ"と"さくら"、二つの新幹線の一番列車がすれ違う瞬間に奇跡が起きて、願いが叶う—。そんな噂を耳にした航一は、離れて暮らす弟の龍之介と共に奇跡を起こし、家族4人の絆を取り戻すため無謀な計画を立て始める。
監督:「奇跡」を信じて子どもたちが小さな冒険をする、というあらすじを決めたところでパッと思いついたのですが、あまりにストレートなので、もう少しいいタイトルがあれば変えようと思っていたんです。ただ、実際にはこの映画でわかりやすい形の奇跡は起きない。なので、観た人が「どこに奇跡があったんだろう?」とか、「どういう解釈をすればいいんだろう?」と探すことができると思って、このタイトルにしました。
監督:輝いていたからですね。まず、大人と普通に会話を楽しめるということが大事なんですが、そのレベルははるかに超えていました。2人がいるだけで、周りが明るくなるんですよ。そしてお芝居をしたら、航基は非常にレベルの高いせりふの言い回しも含めて、掛け合いも、同級生とのやり取りも優れていました。旺ちゃんは、もうこのままがいいので、このままをどうやったら撮れるかなぁと考えました。
監督:脚本で子どもが走っているシーンを書きながら、「あ、くるりだな」と確信したんですよね。今まで僕は、あまり音楽が主導権を握るようなシーンは書いていなくて。でも今回は子どもの気持ちに寄り添って、「冒険を後押しするような音を入れたい」ということを、岸田さん(くるり・岸田繁さん)に最初に会ったときに話しました。
旺志郎:僕もすごく気に入ってます!
航基:ほんま好きです!
監督:今映画を観ていて音楽が流れると、子どもたちがみんな歌うんですよ。それを岸田さんに話したら、すごく喜んでいましたね。
航基:戦争が無くなればいいと思います。戦争って、意味がないじゃないですか。平和になるには、戦争が無くなることだと思います。
旺志郎:旺志郎は一生幸せに生きたいですね!
一同:(笑)
旺志郎:今のところ病気もなく、熱が出たことも1回もなくて。だから健康に、幸せに生きたいですね。死ぬまでずっと!
監督:子どもが冒険から戻ってくることのできる場所を用意してあげたいなという、大人としての気持ちがあるんです。ささやかな日常の中に、かけがえのないものを感じてもらえる映画だと思っていますので、ぜひご覧いただきたいですね。子どもがスクリーンからはみ出すくらい元気で一生懸命な姿というのは、観ていてすごく幸せな気持ちになりますよ。
監督:この映画を観ると、子どもが欲しくなると思います。連れて帰りたくなるような子がたくさん出ていますので、どの子を連れて帰るかみなさんで話し合ってください(笑)
航基:冒険の中での子どもたちの心の移り変わりが率直に描かれた映画です。20代・30代の方やったら、ちょっと懐かしいという感じがするのかなぁと思います。でも、他の年代の人でも、どんな立場から見ても楽しいと思います!
旺志郎:旺志郎が出ているところは絶対1つも見逃さずに、もしトイレに行くなら航基の鹿児島でのシーンのときに行っておいて下さい!
航基:トイレに行くときは、旺志郎がトンボを捕まえているシーンの時に行っていただけたら一番いいですね。
監督:基本的には映画が始まる前に行っていただければと思います(笑)
一同:(笑)
航基:ずっと観ていてくださいね!
旺志郎:お願いします!
航基くんと旺志郎くんにRecipe編集部より新幹線さくら(お菓子入り)をプレゼント☆『奇跡』の名シーンを監督の前で再現してもらいました!
本当に親子の様な3人の撮影風景。旺志郎くんは常にマイペースです!
ハードな九州のロケも「楽しかった」と語る3人。「トラックの荷台の撮影が面白かった」と航基くん。
<マエダコウキ・マエダオウシロウ>兄・航基1998年、弟・旺志郎2000年ともに大阪生まれ。兄弟でお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動し、数多くのお笑い番組で注目される。多数のCMにも出演、その人気と知名度は今や全国区となった。
<コレエダヒロカズ>1962年、東京生まれ。04年『誰も知らない』は、主演の柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を獲得したことで国際的ニュースとなる。リアリズムと独自の感性の融合により、国内外から敬愛される映像作家。
©「さや侍」製作委員会
とあることがきっかけで、自ら侍として戦うことを拒絶し、刀を捨てた野見勘十郎(野見隆明)。そんな父を軽蔑し反発する娘たえ(熊田聖亜)。二人は行くあてもない流浪の旅を続けていた。無断で脱藩した罪に問われ、次第に追い詰められた勘十郎は遂に捕らわれるのだが、捕まった藩の殿様は相当な変わり者で、《30日の業》に処されるが、それに成功すると無罪放免になると言う・・・。
松本人志監督、出演者の板尾創路さん、熊田聖亜さんの3人が登場。
【松本】板尾に関してはコントでもずっと一緒にやってきているので、基本演出は無しで板尾のやりたいようにやらせようという感じでした。
【板尾】ホントにコントの時と変わらないですね。顔ぶれも一緒ですし、撮影の時も変わらず好きな様にやらせてもらいました。
【松本】よく映画の宣伝で「笑って、泣けて」ってあるんですが、じつはそんな映画は少ないと思っていて、笑って泣けるハイブリッドな映画を作ってみたいなと思った時に、込み入った深読みのストーリーは邪魔になっていくし、誰が見てもすぐ分かる様なものを目指したかったんです。今回とてもシンプルに前半できるだけ楽しく、後半どれだけとっちらかった状況を映画らしく片づけられるかというチャレンジだったと思います。
【松本】時代物は撮ってみて「こんなに大変なのか!」ということが分かりました。ほとんどDAYシーンなので朝も早くからの殺人的なスケジュールで、できることなら2度とやりたくないなと思っています(苦笑)。すぐ撮りたいと思っても"ずら直し"で待たされたり…。ずらの用意ができたのに撮影なしだった時もありましたね。
【板尾】確かに「ずら」は大変ですね。こんなに長時間、毎日付けていることは始めてなので…ホント江戸時代の人達は…悪気はないと思うんですが「なんであんな髪型にしたんやろう…と、すこし恨みましたね(場内笑)。
【松本】なんでしょうね。なぜこんな辛い思いをして撮っているのか自分でもよく分からないんですが、映画に関わらず、棺桶に入れられるものをできるだけ作りたいなってことでしょうか。『さや侍』はそれに値するものになったと思っています。特に映画は海をわたっていくし、残ってくれるものなので。映画作りは、できるなら続けたいとは思っているんですが、撮影中は何度も「何してんのかなオレ…」と思いますけどね。今回は20代、30代で表現できなかった自分の正直な部分を結構ストレートに人を使うことで表現できたかなと思うんですけどね。
【松本】ウチの子はまだ1歳半なんですが、中に出てくる「たえ」は僕の理想の娘ですね。ああいう娘になってくれたらいいなと思います。あとは…まぁ、自分は野見さんみたいには、絶対なりたくないなと思っていますけど(場内笑)。
【松本】野見さんが切腹をしたくないがためにジタバタするということが発想の原点ようなことだったと思います。でも、それからだんだん変わっていって、ひとりではあまりにも絵図らが悪いので子供をつけようということになって。それが女の子になったことで、父親部分が出て来たところもあるのかなぁと自分では分析しているんですけどね。
5月にOPENしたばかりの「大阪ステーションシティ」にできた関西最大級のシネコン『大阪ステーションシティシネマ』で行われた完成披露試写会。満員のお客さんの大歓声の中、松本人志監督、出演者の板尾創路さん、熊田聖亜さんの3人が登場。
【松本】何点かあるんですが、まずは「ギャラがなし」ってことと(場内笑)、完全な素人さんなので、この映画がうまくいかなかった時に「あいつのせいだ」となすりつけることができるなと(場内笑)。あとは誰もやったことがないようなことをやって見たいなというのがあって、素人さんを主役にするのはそんなにないことじゃないんですが、野見さんにはこれが僕が作っている映画だとは一切教えず、前半部分はほとんどドキュメントで本気で"30日の業"をやってもらいました(場内笑)。野見さんは全く知らずに、共演の人にも「まったく笑わないように」とお願いしていましたから。まったくウケない非常にキツい状況でしたが、そうしないとあの人は緊張感がなくなってしまうんです。
【松本】お殿様役の國村さんは相当笑いをこらえていたみたいですけど、若君の男の子は笑っちゃダメよと言ったら「うん、別に面白くない」って言ってましたね(場内爆笑)。
【松本】じつはチョットだけ出てるんですよ。気付いてる人は気付いてる…かも(場内から少人数の拍手)。しっかり最初から最後まで見ないと分からない、邪魔にならない程度で出ていますので、よかったらまた探してみてください。
【板尾】カツラがずっと付けているとかゆいんですよね。なのでコーヒーをまぜるプラスチックのマドラーを突っ込んでかいてたんですよ。それが…ちょっとかくと「奥もモット!」って調子ノっていたら、突然マドラーが折れたんですよ(場内笑)。出てこないようになって、でもすぐ本番だったので、結局マドラーを頭の中に入れたまま野見さんに「さや侍のままで終わらせる気かぁ!」と言ってましたからね。おまえはどうやねん!って感じですよね(場内爆笑)。
【松本】すごくいいシーンやったのにね。
【板尾】すごくいいシーンだったんですけど、逆にここにマドラーがあったことで、ちょっといい感じにお芝居できたかなっていう(場内笑)。
【熊田】板尾さんも柄本さんも門番の役だから"たえ"と一緒にいるシーンが多かったので仲良くしてもらいました。野見さんは一番最初にお芝居をしたのが、カメラテストの時だったんですが、凄く…からみ辛くて…(場内爆笑)。聖亜も長い間仕事やってきてるんですけど…こんなの初めてで…。
【板尾】自分9歳やろ!
【熊田】はい!3分の1やってますよ!(とツッコミ返す聖亜さん)今迄にないからみ辛さだったので、撮影自体が心配になってしまいました。
【松本】へぇ~。全然そんな感じじゃなかったのにねぇ。
【松本】板尾に関してはドラマや映画に出てるのは知ってたんですが、あまり見てなかったんですね。今回しっかり演技を見てみると、ホントにうまくなったなと思います。あの役は確かに板尾しかいないなと思いましたね。
【熊田】聖亜もとてもやりやすかったです(場内笑)。
【松本】ホントにこの2人にひっぱっていってもらったと思っています。
【松本】できれば二度と会いたくないんですけどねぇ。こんなこけら落としの綺麗なスクリーンであんな汚いもん写していいんですかね(苦笑)。
【松本】野見さん、冒頭のシーンは格好良かったんですけどねぇ。でも、さやだけ持ってさっそうと走るシーンで、「誰かに追われるつもりで走ってください」とお願いしたら「助けてくれ~~!」と叫びながら走ってきて即カットをかけてしまいました(場内笑)。あいつおかしんじゃないか?って話になりました(場内爆笑)。そんなことがいっぱいある主役なんです。
【板尾】映画で使われているのはほんの一部で、ホントはもっと長く長く撮影していて、写せないほどのアクシデントもあったり…。そんな中「ヘビを結べ」っていうのがあったんですが、いきなり噛まれて血ぃ流してましたけどね(場内笑)。
【松本】すぐ血ぃ流すのよ!(場内笑)
【板尾】でも、20分ぐらいやってましたけど、最終的には結んでましたからね!真面目なんですよ!
【松本】真面目なんですよ、純粋なんですけど、電車賃ごまかしたりするんですよ(場内爆笑)。
【熊田】聖亜はやっぱり「腹踊り」ですね。絵も聖亜が描いたんですよ。
【松本】そうですねぇ「うどんすすり」かなぁ。ほっしゃん。にレクチャーしてもらったりして…「うどんって、あんな感じで入っていくんや…」とびっくりしましたね。あれは結構みんな笑いを我慢してましたね。
【松本】いえ、評価はしないですね(場内笑)。
(なぜか爆笑と拍手の中、ぎこちない野見さん登場)
【野見】どどど、どうもみ、みなさんはじめまして!
【松本】焦り過ぎやって!(場内笑)
【野見】素人の野見隆明です。よろしくお願いしますっ(場内笑&拍手)。
【松本】野見さんテンパッちゃうんですよね。こんな人前に出た事ないですもんね。でもスーツも新調して。この日のために初めて着たと…。
(何入れてますの?と板尾さんが野見さんの胸ポケットを指さしたのは携帯ストラップ)
【松本】携帯はとっくの昔に解約されてますけどね(場内笑)。なんか持ちたいんでしょうね。
【野見】一番大変だったのはふっ「ふすま割り」で、あれなんですよ…、なかなかふすまが割れなくて…もう本当に苦労しました…もう…割らなきゃ割らなきゃってことで…ど、どんどん割っていきましたけど。
【松本】おっさん焦り過ぎやで!(場内爆笑)でもあのふすま割りはとにかく一生懸命に割ってもらいましたね。野見さん真面目なので言われたことはホントに一生懸命やるんですよ。ひざ擦りむいてでもやってる姿は格好よかったですよ。一時ですけどね。カットかけた後は気持ち悪かったですけどね。
【野見】あーざすっ(場内笑)。
【松本】そうでしょう~。そうでしょうよ。野見さんは腐るほど時間はあるんですけどね(場内笑)。ずっと立っていられるんですけどね。
(写真撮影の間も普通に立っている野見さんを見て笑う会場)
【松本】今迄作ってきたものとはちょっと違うものになったと思うんですが、後半はかなり真面目に作ってしまいました。一度見てみてください。よろしくお願いします。
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宝塚~西宮北口間を約15分で走る、えんじ色の車体にレトロな内装の、阪急今津線。その電車に、さまざまな「愛」に悩み、やりきれない気持ちを抱えながら、偶然乗り合わせただけの乗客たちがいた。電車内という空間で数々の出会いが重なり、そこに生まれる小さな愛の奇跡。勇気を持って踏み出せば、いつもとは違う景色が、人生が、そして素敵な出会いが"あなた"を待っている。